ジカ熱は男性から女性にうつる?予防や検査方法について

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こんにちは。ホシ姐です。

今日は小頭症との因果関係が疑われているジカウイルス感染症のお話です。

 

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1.問題となったきっかけ

 

ジカウイルス感染症が注目されることとなった発端は、中南米で小頭症の赤ちゃんが沢山生まれていることにあります。

ジカウイルス感染は最初はミクロネシア連邦で流行が確認されましたが(2007年)、その後フランス領ポリネシア(2013年)、チリのイースター島(2014年)と伝播し、2015年5月にはブラジルおよびコロンビアに広がっています。

 

その後、20カ国以上に感染地域が拡大。WHOによると、感染者は最大400万人に達すると予想されています。そのうち150万人はブラジルでの感染だそうです。

 

爆発的な流行は温暖な気候とウイルスの媒介者である蚊が繁殖しやすい衛生環境、そして物流や人の移動が盛んになったことが背景にあります。

 

ブラジルでは昨年10月以降、4800人近いの小頭症の赤ちゃんが生まれており、妊婦中に蚊に刺されてウイルスに感染したことが原因ではないかと疑われています。ジカ熱に感染した妊婦さんの羊水や生まれた小頭症の赤ちゃんからジカウイルスの遺伝子が検出されているそうです。

 

WHOは2016年2月1日に「ジカ熱」の流行について、「国際的に懸念される緊急事態である」と宣言し、妊娠中の女性が感染地域に渡航する際の注意を呼びかけました。WHOの非常事態宣言は、エボラ出血熱以来です。今のところ渡航規制などは不要とのことですが、ジカウイルスは人から人へ感染する可能性も指摘されているので、今後規制がしかれる可能性もあります。流行国ブラジルは世界的なお祭りリオのカーニバルやオリンピックも控えているので、感染のさらなる拡大がとても心配されています。

 

 

2.小頭症とは?

 

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小頭症とは、同世代や同じ性別の赤ちゃん(幼児)と比べて頭が小さく、頭蓋骨の成長が不十分な状態を指します。

 

頭蓋骨は5枚の骨で成り立っていますが、赤ちゃんはこれらの骨がしっかりくっついておらず、大泉門、小泉門という隙間があります。この隙間があるからこそ、赤ちゃんは頭を小さくして狭い産道を通って生まれてくることができ、脳を大きく成長させることができます。

人は生まれてから脳を大きく発達させる生き物で、生まれた時には400gほどのものが1歳で約2倍、3歳になるとその約3倍の1100gほどになります。大人の脳の重さが1300gから1400gであることを考えると、乳幼児期に頭を大きく発達させることがいかに重要かわかりますね。赤ちゃんの頭に隙間がなければ、このような発達は起こりえないのです。

出生後赤ちゃんは定期的に小児科で検診を受けますが、その時に医師は赤ちゃんの頭を触ります。頭蓋骨の隙間が正常にあるかどうかを確認しているのです。

 

小頭症は先天性のものと、後天性のものに分けられます。

先天性のものは、染色体異常や妊娠時の感染、栄養失調などが原因です。症状としては、知能や身体の発達障害、頭痛、視覚障害などが起こります。根本的治療法はなく知能訓練や生活環境を整えることが対策のメインです。ジカ熱による小頭症は、こちらに該当します。

一方で後天性のものは頭蓋骨早期癒合症と呼ばれ、本来なら2歳くらいまで頭蓋骨が閉じないところが、早くに閉じてしまうものです。こちらの場合は、赤ちゃんのうちの早期発見と手術によって治療できるそうです。

 

 

3.ジカウイルス感染症について

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(こんなところで流行っている)

 

1.原因ウイルスと媒介者

原因はフラビウイルス科フラビウイルス属のジカウイルスで、蚊が媒介します。このウイルスは元々はアフリカウガンダのサルから見つかったものです。日本にいるヒトスジシマカもジカウイルスに感受性があり、媒介者となりうるそうです。

 

2.潜伏期間と症状

潜伏期間は2~12日で、発症すると軽度の発熱(38.5℃以下)やインフルエンザ様症状(頭痛、関節痛、筋肉痛、斑丘疹、結膜炎、疲労感、倦怠感)などを呈します。しかし、感染者の8割は不顕性感染で、ジカウイルスに感染したことに気づかないそうです。怖いですね!

 

3.流行地域

中南米やカリブ海諸国、ニューカレドニアやフィジーなどのアジア・西太平洋地域、インド洋ではモルジブ、ヨーロッパではポルトガルです。温暖なリゾート地域と思うとわかりやすいです。

 

4.人から人へうつる?

ジカウイルスは輸血や性交渉による感染の可能性が否定されていません。蚊が媒介することを考えても、体液感染する可能性は高いと思います。

妊婦さんや妊娠を希望する女性のみならず、子供を望む男性も注意した方が良いでしょう。アメリカでは1件、性交渉による感染疑い症例が見つかっています。男性から女性にうつる可能性もあるということですね。

感染が疑われた場合は血清や尿などからジカウイルスの遺伝子がないか検査して調べます。海外へ行って発熱した場合は、速やかに病院を受診し、渡航先を告げてください。日本でもジカ熱対策のために、感染者を見つけた場合は医療機関が届け出をする決まりになっています。

 

 

5.治療法はあるのか?

ジカ熱には今のところ有効なワクチンや薬がありません。

 

 

6.感染対策について

第一は流行地域に渡航しないことです。

男性女性に関係なく、流行地域に渡航する場合は、長袖長ズボンを着用して蚊に刺されるのを防いでください。暑いでしょうが、仕方がありません。滞在先は、網戸がとりつけられているか、エアコンが備わっているホテルを選ぶようにします。

蚊取り線香も有効です。

虫除けスプレー(DEET含有のもの)も有効ですが、DEETは小さい子供に向かないといわれます。神経毒性の恐れがあるのだとか!

DEET含有スプレーは、6カ月未満の赤ちゃんは使用不可、2歳までは1日に1回、12歳までは1日3回の使用に抑えることとなっています。また、顔と手に使ってはならない、長期使用は避けるべきとのこと。詳しくは商品本体に年齢ごとの1日あたり使用回数が書いてありますので、そちらを参照してください。

日本では、スキンガードやサラテクト、ムシペールなどが該当するようです。

 

蚊の多くいそうな場所は極力避け、虫除けスプレーを使えない子供はベビーカーに蚊帳を張るなどして対策をします。

 

…でも、仕事じゃないかぎり、そこまでして海外に行きたいか?という話になりますね。

 

 

4.まとめ

今回はジカ熱についてのお話でした。

日本は2020年に東京オリンピックが開催されます。世界中から人が訪れるイベントなので、なんだか心配…それまでにジカ熱問題が何とか収束してほしいです!

今のところ、妊婦さんの感染が特に問題視されているようですが、赤ちゃんがさされて感染した場合、脳の発達に影響が出るのかもママたちにとっては気になる問題ですよね。もっと沢山情報が欲しいとおもいます!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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