妊娠で花粉症は悪化しやすい!薬に頼らず鼻づまりをとる方法について

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1.妊娠中は薬を使えない?

妊娠中に薬を使うと、薬の成分がへその緒を通してママから赤ちゃんに移行し、影響を与えます。

このことが広く知られるようになったのは、1958年に日本で発売されたサリドマイドによる薬害事件です。サリドマイドは睡眠薬として最初に発売され、後につわりに効果がある胃炎の薬として妊婦にも処方されました。当時、サリドマイドに催奇形性があることは知られておらず、この薬を妊娠中に服用した妊婦さんから生まれた赤ちゃんは手足が短かったり、指の数が違っていたり、重度の場合は手足が無いこともありました。こういった悲劇を繰り返さないために、妊娠中の薬の使用は安易に行うべきでないという考え方が広まりました。

その一方で、お腹の赤ちゃんへの影響を心配しすぎて必要な処方が控えられることもまた問題視されています。病気の症状によっては母体だけでなくお腹の赤ちゃんに影響することもあるからです。治癒が遅れたり、症状が軽減できなかったりして妊婦さんの生活の質が下がる、大きなストレスを感じるなんてこともあるでしょう。既に子供がいて、その子のお世話に支障を来すなんてこともあるかもしれません。

 

そこで現在の妊婦に対する薬の投与の考え方は、こうなっています↓

①薬の使用が必要であれば処方を考慮する。

②妊娠周期をふまえた上で処方する。

③催奇形性の心配がないというエビデンス(証拠)のある薬を選ぶ。

です。

なので、妊娠中だから薬は飲めない…!とは限りません。

 

 

2.薬を使えない時期がある!

では、妊娠周期を踏まえた上で処方するとはどういうことかを見ていきましょう。

妊娠周期とは、すなわち赤ちゃんの発達段階です。妊娠何週目にどの体の部分がつくられるのかは既によく知られていること。体の大事な組織や器官が作られている時期に投薬を避ければ、薬による先天性の形成不全や発達不全は回避できるという考え方です。

それによると、赤ちゃんの身体が作られるのに特に大事な時期は妊娠初期です。

週数で言うと4週目~15週目くらいですね。

この間に神経や心臓、目や耳、口、生殖器、手足などが形成され、小さいながらも立派な人の形になります。

妊娠2ヶ月目(4~7週目)は絶対過敏期と言って、催奇形性が問題となる最も重要な時期です。

妊娠3~4ヶ月目(8~15週目)は相対過敏期と言って、性別への分化や口蓋形成に影響してくる時期です。

鼻アレルギー診療ガイドライン2009年版によると、妊娠初期から器官形成期の4ヶ月半ばまでは原則薬の投与は避けることが望ましいとされています。

 

 

3.薬に頼らず鼻づまり•鼻水などの花粉症状をとる方法

 

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1.花粉を避けるマストアイテムといえば?

さて、ここからは重い花粉症の症状に苦しむ妊婦さんに捧げる、薬に頼らない花粉症対策法のまとめです(笑)。

花粉症治療の大前提を覚えていますか?

 

そう、「花粉を避ける」です!

 

マスク、メガネはマストアイテムですね。マスクの選び方については、とっても詳しく書いた別の記事があるのでそちらを参考にしてもらいたいと思います!

メガネはできれば花粉対策用の物が望ましいですが、普通のメガネでも使うのと使わないのとでは目に入り込む花粉の量が倍以上違うそうです。普段コンタクトレンズの人は、花粉の飛散時期はおしゃれを我慢してメガネにしてみてはどうでしょうか?(花粉症の人は気合を入れてアイメイクをしても、かゆみと涙で目元のオシャレ度は下がります…)

 

少しお高いですが、空気清浄機も良いと思います。最近の空気清浄機は花粉だけでなく、黄砂やPM2.5も吸い取ってくれます。家の中に入ってしまった花粉を取るのに効果的。

 

良いマスクしていますか?→花粉症に本当に効果のあるマスクの選び方。素材や形状について。

 

2.温熱療法

温かい水蒸気を吸入する方法です。家庭用温熱吸入器で行います。温熱療法は、血行を良くして鼻づまりを和らげるとともに、水蒸気によって鼻や喉に入り込んだ花粉を洗い流し、炎症を早く沈める効果があると言われています。

 

3.お風呂に入る

機械の要らない温熱療法ですね。

お湯が熱すぎると体に負担がかかって、お腹が張りやすくなるので気をつけてください。

 

4.蒸しタオルを当てる

これも手軽な温熱療法ですね。

フェイスタオルを水で濡らしてから軽く絞り、電子レンジで数十秒温めると簡単に蒸しタオルができます。ミントやユーカリのアロマオイルを垂らした水を使えば気分もスッキリ爽快!

 

6.最新花粉対策グッズを駆使する!

私も試してみようと思っているグッズの紹介です(笑)。

・ポレノン…花粉対策スプレーです。ペクチンがアレルゲンやウイルスを吸着し、さらにこれを核酸DNAが大きく固めて除去する、というもの。ペクチンも核酸DNAも食品に含まれる天然成分と言うところがポイントで、身体にも衣類やリネン類にも安心して使えます。これがあればマスクは不要!という感想もありますが、マスクとメガネは一応しておいたほうがいいと思う。

・アレルシャット 花粉イオンでブロック…これも花粉対策スプレーです。成分は陽イオンポリマーと酸化チタン。これをスプレーすると、かかったところ全体が陽イオンで覆われます。すると、プラスの電荷を持った花粉は跳ね返され、マイナスの電荷を持った花粉は吸着されるという仕組みです。

 

どちらも商品レビューなんかを見ると評価は上々です。薬を飲むと眠くなる人や、家の中に花粉を持ち込みたくないと言う徹底派の人に人気があるみたいです。

 

7.花粉を家に持ち込まない!

帰宅時に髪やコートを軽く払い、付着した花粉を落としてから家に入ることや、花粉のくっつきやすい毛織物のコートを避ける、花粉飛散量の多い日は窓や戸を開けない•洗濯物は部屋干しにするなどの対策も有効です。とにかく、鼻や眼に入る花粉の量を減らす!これが大切。

 

8.帰ったら顔を洗う!

帰宅したらすぐ顔を洗いましょう。顔に付着した花粉は空気の動きで眼や鼻に入り込みやすいです。眼の花粉対策で洗眼料を使う場合も、洗顔をしてからの使用が基本です。

※洗眼料の使用については積極的に勧められないと唱える眼科医もいます。

 

9.花粉に効く注目の食べ物

わたくし民間療法的なものはあまり信用しない傾向にあるのですが、乳酸菌だけは信頼しています(笑)。乳酸菌はお腹の調子を整えるだけでなく、自己免疫疾患や糖尿病などにも関わっているとの報告が続々と出ており、医学的にも注目されているのです。

花粉症についてもしかり。

カルピス由来の健康情報室によれば、「L-92乳酸菌(ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株)」は、免疫をつかさどる細胞に働きかけ、抗アレルギー作用を引き出してくれることが研究から明らかにされていて、花粉シーズンが始まってから6週間毎日摂取した群で「眼の症状が改善した」または「薬の使用頻度が減った」との効果、またシーズン前から毎日8週間摂取した群で「花粉症の眼症状や鼻症状の緩和効果」があったそうです。

乳酸菌ってすごい!

妊婦さんは便秘にもなりやすいので、乳酸菌の摂取はWで良さそう!

 

L−92乳酸菌は「アレルケア」とうサプリメントの他、「L−92」ドリンクも販売されています。

 

 

4.まとめ

今回は薬を使わずに花粉症の症状を和らげる対策法についてお送りしました。

花粉症に悩める妊婦の皆さん、希望は持てましたか(笑)?

これは知らなかった!やってみよう!と思う情報が提供できたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

妊娠中の花粉症の薬についてはコチラです→妊娠中の花粉症、安全な薬はあるのか?気づかずに飲んでしまったら?

 

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