子供の鼻づまりは集中力や歯並び、運動、キレやすさに影響する

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こんにちは。ホシ姐です。

季節を意識して、最近花粉症シリーズをお送りしております。

先日子供の花粉症は大人以上に鼻づまりを起こしやすいという話をしましたが、「子供の鼻づまりはよくあることだ」と思って治療されないケースも多いと思います。

鼻づまりは、本当に鼻がつまるだけなんでしょうか?

他の何かに影響することはないんでしょうか?

調べてみたら、沢山あった!

呼吸は大事と再認識させられるような影響がいっぱい…。

今日この記事を読んでうちの子によく当てはまる!と思ったら、もしかしたら鼻づまりが関係してるかもしれません。

…ということで、今回は子供の鼻づまりが与える悪影響についてです。

 

 

1.呼吸が大切なのはなぜ?

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息ができなければ動物は生きていけない、酸素は生命活動に必要不可欠…大人なら誰もが知っている常識ですが、呼吸がどうして大切なのかと聞かれると「???」となってしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

鍵となるのは酸素です。

 

酸素は空気の約20%を占める気体ですが、呼吸によって空気が肺に入ると、体に酸素が取り込まれます。

取り込まれた酸素は血液中のヘモグロビンと結びついて全身を巡ります。そして、酸素の足りないところでヘモグロビンは酸素を離します。こうして、身体は呼吸をすることにより酸素不足にならないように保っています。

 

では酸素が無いとどうなるのでしょうか?

 

酸素が無いと身体に必要なエネルギーを作ることができません。

 

皆さんはご飯を食べますね?

 

食事によって取り込まれた糖分は、代謝によって二酸化炭素酸素と水とエネルギーに変わります。体の中で下記のような化学反応を起こすのです。

 

C6H12O6 + 6 O2 → 6 CO2 + 6 H2O + 2880 kJ mol-1

 

この反応を好気呼吸といいます。C6H12O6はブドウ糖です。ブドウ糖1分子と酸素6分子から、二酸化炭素と水が6分子ずつとエネルギーが出来ていますね?

酸素を吸って二酸化炭素を吐く、というのは好気呼吸の結果、エネルギーを作り出した結果なんです。

好気呼吸がなければ生きるのに必要な沢山のエネルギーを作り出すことは出来ない…酸素が必要なのはそんな理由からです。

 

 

2.口呼吸vs鼻呼吸

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鼻がダメなら口があるじゃないか!と思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、空気は鼻からも口からも吸うことが出来ます。どちらも肺につながっていますよね?

じゃあ、鼻の通りが悪ければ口呼吸すれば良いんでしょうか?

比べてみましょう。

 

鼻呼吸にはこんな効果があります↓

・空気を湿らせる

・空気に含まれる異物を取り除く

・空気を温める

・鼻粘膜にある神経を刺激し、空気の通り道を広げる

・適度な空気抵抗により深くゆっくりとした呼吸のリズムを作る

 

つまり、鼻呼吸にはフィルター効果、温度や湿度を調節するエアコン効果、気道拡張効果、そして深くて効率の良い呼吸を生み出すペースメーカー効果があるのです。

 

もうお分かりですね?

 

口呼吸にはこれらの効果がありません。

呼吸をするなら断然鼻からが良いのです。

 

子供の花粉症のチェックポイント→花粉症の仕組みと子供花粉症の特徴とは。大人と違う?

 

 

3.子供の鼻づまりが及ぼす悪影響

子供は鼻が詰まっていても自分から鼻をかんだり、不快感を訴えてくることがないので、親には分かりにくいです。しこも命に関わるようなものでもないので、親も軽く受け止めがちですが、実は以下のように様々な悪影響を及ぼす可能性があるそうです。

 

①睡眠障害

鼻が詰まると寝ている間にいびきをかいたり、寝苦しくて深く眠れなかったりします。

こんな兆候は鼻づまりのサイン…

・寝ている間のいびき・歯ぎしり

・寝返りがやたら多い

・夜中に途中で目覚める

・睡眠中に時々無呼吸になる

・小学生になってもオネショをする

 

②集中力の低下

夜ぐっすり眠れないと、日中眠かったり疲れやすいなどの弊害が出てきます。鼻づまりによる不快感も相まって、集中力が低下しやすいです。鼻づまりを治せば頭が良くなるという話がありますが、あながち嘘じゃない!集中力が上がるから成績が伸びるのでしょう。

こんな兆候は鼻づまりのサイン…

・日中眠い

・疲れやすい

 

③イライラしやすい、落ち着きがない

鼻が詰まると、子供はイライラしやすくなります。鼻が詰まっていること自体がストレスなので、ストレス耐性が低くなってしまうのです。また、鼻づまりによる不快感を紛らわしたいがために、じっとしていることが出来なくなります。

 

④風邪をひきやすい

鼻が詰まると口呼吸になるので喉が乾燥しやすく、細菌も繁殖しやすい環境になってしまいます。

 

⑤歯並びが悪くなりやすい

慢性的な口呼吸は顎の発達を妨げ、歯並びを悪くすることがあるそうです。

歯並びの悪さは外観上コンプレックスになるだけでなく、運動能力にも関わってきます。

 

⑥発育が悪い

鼻づまりがあると匂いがわからないので、味に鈍感になります。また、食事により口呼吸が阻害されてしまうので、食べることが苦痛になってしまうことも。鼻づまりを治すとご飯を食べる量が増えたり、ぐっすり眠れるようになったりして、身長が伸びた、体つきがしっかりしたなどの嬉しい効果を実感するケースがあるようです。

 

⑦虫歯や歯周病が増える

口呼吸になると口腔内が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。

これにより、虫歯や歯周病が増えたり、口臭がきつくなることがあります。

子供のうちに虫歯が多いのは、親としては考えものですよね…。歯は一度しか生え変わりません、大切にしたいです!

 

⑧姿勢が悪くなる

なんと、鼻づまりは姿勢にまで影響することがあるそうです。

口呼吸になると喉がが狭くなり、空気が通りにくくなります。そこで、口呼吸の人はのどを広げるために自然と首を伸ばして頭を前に突き出すような姿勢となります。

これを聞いて、私は心配蘇生法を連想しました。人口呼吸をする時は顎を上げて首を伸ばしますよね?首を伸ばして気道確保!って。

あれと同じことかなあ。

姿勢が悪いと格好も悪いですが、体にも悪そうです。

 

⑨運動が苦手

運動すると身体の酸素需要が増えますが、鼻が詰まっていると、酸素をうまく取り込むことが出来ません。鼻づまりを治したら走るのが速くなった!とか持久力がついた!なんてことは実際によくあるらしいです。そういえば、運動選手にブリーズライトで鼻を広げている人が時々いますね…。酸素取り込み率が高まって、パフォーマンスが上がるのでしょうな。

 

 

4.まとめ

今回は、子供の鼻づまりが与える影響についてのお話でした。

あまりの悪影響の多さに、書いている私自身も驚いています。

呼吸って大事なんだなあ〜。

子供に姿勢が悪いから直しなさい!とか、口を閉じてご飯を食べなさい!とか注意するのは簡単なんですが、鼻づまりによってこれらのことが引き起こされているのだとしたら、注意されている子供も何だか可哀想です。

 

今回このブログを見てくださった皆さんは、子供の鼻づまりのサインを知っているので、無下に叱りつけるようなことはしないと思いますが…(笑)。

もし、鼻づまりのサインがお子さんに見えたら、一度耳鼻科に連れて行ってあげてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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