
ついに我が家の長女も保育園の最年長組。
早いですね〜。
日々大変ではありますが、あっという間に子供は大きくなり、あっという間に私は年を取る(笑)!
来年から小学校かあ…と感慨にふけっていたところに丁度娘が
「私、ランドセルは青がいいな」
と。
随分とまあ気が早いなとは思ったんですが、6年も使う物だから、飽きのこない素敵な物をじっくり親子で検討したい!
そう思って、今回は本革仕様のオシャレなランドセル特集をお送りします。
1.HERZ(ヘルツ)
引用元:HERZ
何ともおしゃれなランドセルであります。
ハードレザーで出来た高級感のある風合いに、 真鍮の金具つきベルトが存在感ありますね〜。
こちらのランドセルはヘルツという創業40年の皮鞄工房が作っているもの。一つ一つ手作り。
皮だけでなく、糸にもこだわって耐久性を出してます。
ベルトは指で押して開閉する差し込み金具なので子供にも使いやすい。
ショルダーストラップは取り外せて、大きくなっても手提げバッグとして使えます。
これ、正直私が欲しいです(笑)。
色はキャメル、チョコ、黒、赤、グリーンの5色。
使い込むほどに味が出そうですね…。
重さは2kgでA4サイズ対応になってます。お値段は59.400円。注文してから7〜8週間で届くとのこと。
私が見た限り6年間保証はついていないみたいなんですが、修理サービスは別途料金にてしっかりしてくれるようですよ。
2.土屋鞄
引用元:土屋鞄
高級ランドセルの代名詞といえばここでしょうか!?
素材にこだわり、職人の手で一つ一つ手作りされた土屋鞄のランドセルは、皮独特の表情やツヤ感、そしてステッチが美しいです。
天然皮を使っているにも関わらず、発色の良い豊富なカラーラインナップ。
どの色も鮮やかなのに上品です!
お値段は56.000〜140.000円位まで。使用する素材やモデルにより幅があります。
軽井沢モデルっていうのが一番高い140.000円。赤と黒の2色のみ。
動物の形をした超かっこいい防犯ホイッスルがついて来ます。お金持ちはこれを見て「ホイッスルがかっこいいから軽井沢モデルにしよう」と思うのかもしれない。
土屋鞄は意外にも(?)クラリーノエフも取り扱っていて、5.6000〜62.000円。
全商品6年間修理保障つきなので、万が一壊れても修理してもらえます。代替ランドセルも無料貸し出し。
2017年度のネット予約は7/1開始です。
7/17日追記
2017年度はランドセル競争が激化しています(笑)。
土屋鞄では7/1のネット予約開始と同時にアクセスが集中し、一時サイトが閲覧不能になりました。
実店舗では長蛇の列が出来て、販売をネットのみに一本化する対応をとるところも出て来たようです。
「ラン活」という新しい用語が生まれ、好きなランドセルを手に入れるために頑張る親達の姿って傍目にどうなのよ、そこまで頑張って買う必要あるんかな…と不可解な気持ちになりました。
そんな我が家ですが、先週末神戸に行く用事があったので、「ついでに土屋鞄の童具店に行ってみよう」ということになり、行って来たのですよ!
いやいや、行って実物見て良かったです。
工房系のランドセルって実店舗が少ないので、実物を見ずにネットで注文される方もいらっしゃるのかもしれませんが、
絶対実物見て買った方が良い!と思いました。
工房系のランドセルって「職人さんが丁寧に作ってます」「素材にこだわってます」ってどこのメーカーも言ってますよね。
なので、カタログや素材集を見ただけではデザイン以外の違いがなかなか見えて来ないのですけれど、実物を手に取ってみるとメーカーごとに「こだわりポイント」が違います。
買い手のこだわりポイントとメーカー側のこだわりポイントが一緒でないと、納得出来る買い物にはならないと思うので、実物見て買いましょう!
ちなみに、童具店では普通のランドセルを試した他、軽井沢モデルの写真を撮って来ました。
めちゃかっこ良かったです。
真っ赤というより、ワインレッドに近い赤でした。金具もアンティーク風に打って成形した跡がついていて、シックでしたね…。
お値段15万円。
拝んできました(笑)。
デザインも良いですが、作りも他のランドセルとは一線を画したクオリティの高さです。
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3.中村鞄
引用元:中村鞄
1960年創業の手作りランドセル工房。
こちらのランドセルの特徴は、360度どの角度からみても反射材が組み込んであること。
自然な感じで明るい時には目立ちませんが、夜になるとしっかり子供の場所を知らせてくれ、交通事故から守ってくれます。
素材は馬革•牛革•人工革の3種。
中でもコードバンと呼ばれる馬のお尻の革は「革の中の王様」と呼ばれ、素晴らしい光沢と耐久性を備えています。1頭からランドセルのふた1〜2枚分しかとれない貴重なものです。
背ウラの色がパステルカラーなのも可愛いですね。
お値段は46.000〜91.000円。6年間完全無料保証付き。
4〜5月からカタログ配布、注文開始になり、9月頃から人気順に売り切れ始めるようですよ。
このメーカーのランドセルは、私の友人が買っていました。
親は「茶系がいい」
子供は「ピンクがいい」
という両者の主張を、写真左のバイカラーデザインがうまくまとめてくれたようです(笑)。
4.黒川鞄
創業120年の老舗ランドセル工房。
手作りや天然素材にこだわり、熟練の職人が一つ一つ手縫いで仕上げています。
独自のカラーリング技術の開発により、天然素材にはあり得なかった鮮やかな発色を実現。そのレベルは業界随一!
豊富なカラーバリエーションと丁寧で頑丈な作り、シンプルなデザインが魅力です。
こちらのランドセルはすごい人気で、2016年度は夏に完売したそう。
4月からランドセルのこと考えるなんて気が早いかなと思ったけど、最近はそうでもないみたいですね。
安心の6年間修理保証付き。
2017年度は5月6日から予約開始。
値段は58000〜19.8000円と幅が広いです。
一番高いのは全部コードバンで出来た「匠の技」っていう商品。銀座限定。
こんなの背負ってたら「ぼっくんは歩く身代金〜♪」ですね(この歌分かりますか、汗)。
黒川鞄は富山と銀座に店舗がありますが、2017年度用については数カ所で出張店舗も展開するそうです。
6/24〜7/24…神戸市中央区琴ノ緒調5-4-8-TKP三宮ビジネスセンター6F(火曜休)
6/11、6/12…大阪
6/18、19…名古屋
(出張店舗の詳細はコチラをご覧ください。)
高い買い物ですから、ブランドネームだけでなく実際に手に取って吟味したいところです。
7月17日追記
はい、実際に見て来ました(笑)。
こちらのランドセルは本当に良かったです。
デザインはとてもシンプルですが、ものが良いです。
ちょっと参考までにこちらの写真を見てください。
写真上:某メーカー。
写真下:黒川鞄。
違い、わかります…?
ランドセルの角度にご注目!
上の写真はランドセルが後ろに少し倒れていて、黒川鞄のランドセルはまっすぐ立っていますね。
実は、これら2つのランドセルは両方とも革製ですが、肩ベルトの構造が違っています。
上のは肩ベルトがランドセル本体からまっすぐ伸びて肩にかかるようになっていますが、黒川鞄のは肩ベルトが上に立ち上がるよう特殊な加工を施しカーブをつけてあるのだそう。なので、背中とランドセルの間にすきまが空きません。
背負っても姿勢が崩れず、背負ってる本人も楽なのだそうです。
本体は他のメーカーのものより100gほど重いですが、構造的な工夫で背負った時に重さを感じにくい設計になっています。
こういうカーブがついているということです。
肩ベルトと本体をつなぐ金具も、こちらのメーカーは金属製。樹脂製のものはヒビが入ってしまうことがあるみたいです。
次の写真。
写真上:他メーカー
写真下:黒川鞄
上の写真はランドセルの端っこが切りっぱなしになっているのに対し、黒川鞄は折ってキレイに塗ってありました。
これはシボ牛革のロイヤルブルー色ですが、このように、端っこに別の生地をあてて美しいカーブで縫ってあります。生地のたわみなし!
ということで、もう薄々お分かりかと思いますが、我が家は黒川鞄のスタンダードモデルにしました。
あまり広告されていないメーカーですが、ここのランドセルは本体の質が抜群に良いです。
ずっと「青がいい」って言ってた娘ですが、なぜか急に「赤がいい」と言い出して、結局赤のランドセルを買いました。
様々な色のランドセルがある中の昔ながらの赤。
逆に新鮮かもしれませんね…。
ちなみに、黒川鞄のランドセルは本革仕様ですが、雨や雪に濡れても普通に拭くだけでOK。
6年間なにか特別な手入れをすることなく、高い品質を維持して使えるの出そう。色あせることもほとんどなし。
これがすごい意外でした…。
経年変化を楽しむ気持ちが無ければダメだと思っていたので。
希望があれば、使い終わったランドセルの革をお財布や筆入れに作り直してくれるそうです。
これにもグっと気持ちを持っていかれました(笑)。
5.おまけ~革製じゃないけどオシャレと思ったランドセル
LIRICO アンティーク
引用元:LIRICO
超乙女チックでクラシカルなデザイン。
金具も細かい装飾がほどこしてあり、半かぶせタイプで金具が1つしかないのが特徴。
派手じゃないけど目立ちます!
こういうランドセルを女の子が背負ったら可愛いだろうな~。
内側も乙女チックな細かい花柄模様の布が貼ってある。
肩ストラップを留めている背カンはフィットちゃんを採用しているので背負いやすく、反射板もデフォルトでついていて機能面も充実してます。
本体はクラリーノエフという人工皮革です。撥水性があり、汚れに強く、発色のよさ、軽さが魅力(1.2キロ)。
2017年度モデルは4月13日から発売開始です。
安心の6年保証つき。
お値段は62.640円也。
他にも色んなシリーズがあるので、気になる人はホームページをチェックしてみてください。男の子用のシリーズもありますよ!
6.まとめ
今回は革製のオシャレランドセルをご紹介しました。
職場の先輩が「ランドセルは女の子でも1回くらい壊す!」と言ってたので、ランドセルを買うなら修理保証つきか、メンテナンスを受け付けてくれるメーカーのものがあると安心ですね。
それと、革のランドセルで忘れちゃいけないのが、
・使い込みながら経年変化を楽しむ
・定期的にお手入れをする
・色移りすることがある
上記を踏まえた上で買うことだと思います。
生き物の革を使いますから、年を取ります。値段が高いから、購入時とずっと同じ外観や品質が保つとは限らないのが革であります。
風合いの変化を味わうつもりで買うのが良いと思います。
子供に革のお手入れの仕方を教えてあげて、大切に扱う気持ちを育てるのも良いですね(^.^)
…ということで。
我が家は親子でカタログを見ながらこれからしばらくランドセル選びを楽しみたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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