年子の妊娠は早産や自閉症になりやすい?母体や胎児へのリスク

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少子化が叫ばれて久しい日本。ライフスタイルの多様化により出産や育児に対する関心が薄れているのかと思いきや、意外にも夫婦の理想の子供の数は2〜3人と多めであることが厚労省のアンケートで分かっています。

合計特殊出生率は1.45くらいですが、経済的な問題と安全や育てやすさの問題がクリアできれば、多くの日本の夫婦はもっと子供を持ちたいと考えているみたいです。

 

女性の社会進出に伴って、初産年齢の高齢化も進んでいます(高齢って言われるのは心外ですけどね)。

子供が2人以上欲しい方は家族計画をどうしようかな〜と考えますよね。

 

生まれてすぐの赤ちゃんはホワ〜としていて、肌がすべすべ&ムチムチしていて、とても可愛いです。

できればもっと子供が欲しいけど、自分の年齢的なことを考えるとハイペースで生んだ方が良いのかな?

でも年子ってどうなの…?大変かな、しんどいのかな…?

 

今回は年子を生む場合のリスク、産んで良かったという人の話(私の友達の話)、しんどかったという人の話、年を離して生んだ人の話(私です)をしてみます。

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1.年子妊娠のリスク

妊婦3

1.早産・流産しやすいの?

産後1ヶ月の検診で、特に異常がなければ医師から「性生活を再開して良いですよ」と言われます。

しかし、これは「次の子を妊娠していいですよ」ではありません。

産後しばらくママは生理がこないけれども妊娠する可能性はありますから、「身体の負担や赤ちゃんへの負担を考えて、出来れば1年以上空けることが望ましいです」と、むしろそんな風に言われます。

 

これってどうしてなんでしょうか?

 

調べてみると真相はこうです↓

年子で妊娠する場合、上の子はまだ母乳を飲んでいることが多いです。

授乳するとママの身体の中で、オキシトシンというホルモンが出るのですが、このホルモンは愛情を深めるホルモン、赤ちゃんとのママとの絆を深めるホルモンであり、子宮の収縮を促すホルモンであります。

 

産後すぐの授乳が推奨されるのは、

・授乳を通じて初乳に豊富に含まれる免疫物質を赤ちゃんに与えること

・赤ちゃんとの絆を深めること

・オキシトシンを積極的に分泌させることで妊娠中に伸びた子宮の収縮を促して、出血を早く止めること

の3つの目的からです。

 

産後入院の間の授乳は下腹部がキューっと締め付けられるように痛くなかったですか?

私はめちゃ痛かったですが…あれは子宮が急速に縮むことによる痛みですね。オキシトシンの働きはかなり強力です。

 

授乳をするとオキシトシンが出るので子宮が縮む…これが年子妊娠のリスクになります。

上の子が離乳できていない段階で妊娠をすると、母乳を与えることが早産・流産のリスクになってしまいます。

 

次の子を妊娠したら、上の子の母乳育児を中断しないといけなくなる可能性があることは意識しておきたいポイントです。

なるべく母乳育児を長く続けたいと思うのなら、年子は避けた方がいいのかもしれませんよ。

 

それから、妊娠中は重いものをなるべく持たないようにすると思いますが、年子妊娠だと上の子を抱っこしなければいけない場面が多いと思います。

上の子も思うように歩けないので…。

しかも、1歳の赤ちゃんは案外重いです。

 

1歳で10キロ前後。

 

お腹が大きく身動きが取りづらい、腰痛や恥骨痛みがある状態で常に米袋をもって行動するメージ…いや、1歳くらいになると動き回る米袋でしょうか?ダダをこねる米袋かもしれない…。

いずれにしても、重いものを持つとお腹に負担がかかりやすくなりますよね。これも早産や流産のリスク因子です。

 

2.自閉症のリスクが高くなる?

北カリフォルニア医療センターは、2000〜2009年に生まれた45000人以上の自閉症の赤ちゃんを対象にして、妊娠間隔が自閉症の発症リスクに与える影響を調べました。

それによると、妊娠間隔が36〜47ヶ月の群に比べて24ヶ月未満または72ヶ月以上の群では自閉症リスクが1.5〜3倍も高くなることが分かったそうです。

 

発症リスクは間隔が6ヶ月未満の場合が最も高い結果に。

 

同医療センターの研究者Lisa Coren氏は「妊娠間隔が短い場合、脳の発達に書かせない葉酸が不足している可能性がある」と指摘しています。

 

妊娠間隔がお腹の中の赤ちゃんに及ぼす影響はとても複雑で、今のところ自閉症の発症メカニズムも完全に解明されていません。

「葉酸を飲めば絶対自閉症が避けられる」とか「年子だから絶対危険である」とは言いきれませんが、年子の妊娠を望むのであれば、妊娠に備えて葉酸不足にならないようサプリメントを摂って体調を整えるのが良さそうです。

 

3.ママがしんどい

私が一番切実な問題だと思うのはこれでしょうか。

しんどい…しんどくありませんか!?

 

生まれて半年くらいは赤ちゃんは日中よく眠ります。

早期に仕事に復帰する方でなければ、日中赤ちゃんと一緒に昼寝をしたりゆっくり過ごすことが出来るので、「思ったより赤ちゃんは楽だな」と思う方もいらっしゃるかもしれませんけれど…。

 

生後半年過ぎくらいから赤ちゃんに自我のようなものが出て来て、ちょっとママが目を離すと

『ちょっとちょっと、なんか私を放置してませんか?寂しいわよ退屈だわよちょっと構ってちょーだいなっ!』

ってアピールしてきません?

 

私は家事が思うように進まない、夜寝不足な毎日を1年延長してもOKとは思えなかったなあ。

どちらかというと、一人の時間が欲しいとか、美容室に行ってカラーしたいとか、外食行きたいとかナンパなことを考えていたような…(汗)。

 

育児が楽しんで出来ている方、身近に頼れる家族や知人がいるという方、年子出産したいんだ!と強く望んでいる方は良いのです。

 

「年子はどうなんかな〜、駄目なんかな〜、良いんかなあ〜」と迷っている方はには「しんどいかもしれませんよ」と申し上げておきましょう。

 

2.年子で産んだ人の話。

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ここからは私の友人や私自身の生の体験談です。

1.楽だった!

驚くべきことに、「年子楽だったよ!」という方がいらっしゃるんですね。

このママ友は、

・お子さんが姉妹

・共働き

・高齢出産

・ご主人は仕事で帰りが遅いが、地元で結婚しているので近くに頼れる実母・実父がいる

・性格が朗らかで前向き

な方です。

赤ちゃんを同時に二人育てる感覚で育児に臨み、途中からは二人で勝手に仲良く遊ぶようになったために「非常に楽だったよ」と教えてくれました。

妹の方は「ママ」より「姉」が好きで、お姉ちゃんの背中を追いかけて大きくなり、同い年の子達よりも早くに縄跳びができるようになったり、自転車が乗れるようになったりしています。

本当にとても楽なのかは私もまだ半分疑っていますが(笑)、そう感じる人もいるみたいです。

 

2.メチャ大変だった!

毎日しんどくてハチャメチャだよ…という方もいらっしゃいます。

このママ友は、

・お子さんが兄弟

・専業主婦

・ご主人は自営業で忙しい

・実家が遠くて両親を頼れない

方でした。

ママ本人の性格は姉御肌で面倒見いい方です。

育児サークルに行ってストレスを発散したり、外部とのコネクションを持ったりしていたものの、動きまくる長男を大きなお腹で追っかけ回したり、抱っこしたりするのがとても大変で、産後も大小二人の赤ちゃんを育てるのが大変だったと仰っていました。

笑って話してくれたけど見た目に分かるくらい大変そうでした。

 

以上のように年子が楽かどうかはケースバイケースです。

産まれてくる赤ちゃんの性別はコントロールできないので、育児のしんどさが心配な場合は「自分の周りに助けてくれる人がいるのかどうか」を基準にして考えると良いと思います。

 

3.年を離して生む場合

これは私の場合ですね。

我が家は、

・5歳差の姉妹

・共働き

・夫は仕事で帰り遅い

・実家が遠い

です。私の性格は、気分の浮き沈みが激しく、真面目…でしょうか(汗)。

5歳離れたのは、先述のように子育てがしんどくて、私がナンパな(?)願望を抱いていたせいです。

 

女の子は1歳半過ぎると一人前に自分のこだわりを主張して来ます。

うちの長女はファッションにうるさくて…大変でした。赤ちゃんなのに『この服嫌』みたいなことを主張してくるんですよ!ビックリです…。

 

二人目を考え始めたのは長女が4歳の時、私が34の時。

他の妊婦さんが羨ましかったり、もう子供一人でいいかなと思ったり、もう一人欲しいけど私はママに向いてないんじゃないかと思ったり…色々葛藤がありましたが、産まずに後悔するよりは産んだ方が良いだろうと思い、二人目を妊娠しました(妊娠出来たのは幸運でした)。

 

5歳離れていることのメリットは、

・上の子が赤ちゃん返りしないこと

・自分の身の回りのこと(着替えやトイレ、食事など)が出来ること

・家事や子育てを手伝ってくれること

です。

うちの子は今年保育園の年長さんで園内で様々な役割を頼まれることが嬉しいらしく、床の雑巾がけや次女のおむつ替え(小の方のみ)もしてくれます。

頼りになりますよ、とても。

 

5年間の間に外食や旅行、おしゃれも楽しみました。

赤ちゃんがいると時間も行動も制限されますが、ママ本人が諦めなければいずれ外出もオシャレもできるようになります。

 

一方でデメリットと思うこともあり。

・姉妹2人で遊ぶことが今のところ出来ておらず、長女が退屈している

・赤ちゃんと自分との待遇の差を長女が寂しく受け止めている

・子育て1からやり直し→育て終わるまでに時間がかかる

など。

 

「ママ、遊んで〜」と言われても、5歳の遊びを赤ちゃんをおんぶしたままするのはなかなか厳しいです。

フリスビーとか、鬼ごっことか…全力で走っても5歳児に捕まりますよ(汗)。

 

また、次女が生まれた瞬間、私の中で何かのスイッチが入り、長女が急に大人に見えるようになってしまって、ベッタリすることが出来なくなってしまいました。

 

今の私は次女にベタベタ…長女はそれを寂しく思っています。これは手に取るように分かるので不憫です。

可哀想だなと思うけど、対等に接することがとても難しい!

上の子が物心ついてからだと、そんな事情が出てきます。今、まさにちょっと悩んでます。

 

子育て1からやり直しというのは、悪いことばかりではないです。

経済的な問題や親の健康的な問題がクリア出来れば、「上の子もこんな時期があったなあ~」という感じで、気持ちの余裕を持って楽しみながら&懐かしみながら子育てできるんじゃないでしょうか。

 

3.まとめ

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今回は年子で妊娠・出産するリスクについてのお話でした。

まとめると、年子の妊娠は

絶対ダメとか絶対大変とは言えないが、

・母乳育児やお腹の赤ちゃんのことを考えると、上の子の離乳食がある程度進んでからが望ましい

・年子を希望する場合は、葉酸を摂った方が良い

・夫が家事育児に協力的だったり、周囲に育児の強力なサポーターがいれば年子を楽と感じる人もいる。年子はすぐ2人で遊べるようになるメリットがある

となります。

 

周囲にサポーターがいるかどうかがとても重要だと思いますが、たとえ居なくても、今生まれたばかりの赤ちゃんを抱えながら「もう1人すぐに欲しい」と思うなら、大変なりにきっと何とかなるでしょう。

 

育児が大変なのは、一瞬です。

現在進行形のときは永遠に続くように思われるかもしれませんが、本当に一瞬で大きくなって、親は寂しくなってしまいます。なので、大変なのは一瞬さと思って年子出産に挑戦してみるのもアリだと思います。

ご参考にしていただけたら嬉しいです。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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