育児が辛い、できないと思ったら産後うつかも?治す方法について。

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こんにちは。ホシ姐です。

当ブログをご覧頂き、いつもありがとうございます。

 

唐突ですが、皆さん育児は楽しいですか?

私は5歳と0歳の女の子がいるのですが、育児が辛くて仕方がなかった時期があります。

 

消えてなくなりたいとよく思っていたし、仕事帰りに長女を迎えに行き、車中で泣き叫ぶ長女の声に頭が混乱し、車の中で叫んでいたこともあります(苦笑)。

定期健診の時、保健婦さんに「育児は楽しいですか?」と聞かれて、正直に「楽しくありません。」と答えていた人です。

「えっ、楽しくないですか…?」

と驚く保健婦さん。

 

育児は楽しいのが普通みたいな考え方がされていること自体も結構苦痛でした。

楽しめる人もいれば、楽しめない人だっています。

今思うと、あれは産後うつ病ですね…。

今日は当時のことを振り返りながら、産後うつ病について書いてみます。

 

 

1.産後うつについて

1.産後うつとは?主な症状

 

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産後うつとは、産後の女性の10%〜20%に生じる病気で、産後1〜数ヶ月以内に下記のような症状が2週間以上続く状態を指します。

 

①ずっと気分が沈み込んでいる(時として涙が出てくる)

②産前に好きだったことや、日常生活に関することに興味がわかない

③上手く出来ないのは自分が悪いせいだと感じる

④以前と比べて、話し方や動作が遅く、記憶力が低下した

⑤常に疲れていて、気力がわかない

⑥自分は母親失格だと思う

⑦家事や育児に集中できない

⑧赤ちゃんの将来が無性に心配である

⑨赤ちゃんに身の回りのことに神経質である

⑩考え方が悲観的である

⑪自分が消えて無くなってしまえばいいと思う

⑫夫や子供に愛情がわかない

⑬頭痛やめまい、不眠がある

 

いろんな症状がありますね…。

上記の症状のいくつかが当てはまれば、産後うつの可能性があります。

 

うつ病は厳密な定義が存在せず、産後うつもまた人によって発症するタイミング、程度の重さ、罹患期間なども様々です。

これは、単に産後のホルモンの変化によって生じるのではなく、人それぞれが個別に抱える事情や生活環境によって、かかるストレスが変わってくるからでしょう。

治療を受ければ数ヶ月で治ることが多いと言う専門家もいますが、それもまた人によって様々です。

 

悩んでいる当事者は「この辛さがいつまで続くのだ…」と誰かにはっきり答えて欲しい思いがありますけれどもね。

現在進行形で産後うつと戦っている方は明るい展望が持てなくて、とても辛いです。

 

私は今だからこんな記事を書いていますけれど、当時は「子供が欲しくて授かって、切迫早産を乗り越えて痛い思いをして産んだのに、子育てが辛くてへこたれている自分はどうかしている。」と思っていました。

 

保育園で同じクラスのお母さんたちが、上手に立ち回ったり、育児を楽しそうにやっているように見えるものまた辛かったです。

とにかく何かにつけ、悲観的な考えを持っていました。もう、思考回路が悲観駅に直行するようになってしまっていたのでしょう。

本当にダメダメで、登園前に長女の顔を朝拭いてあげることもできてなかったです。朝一体何してたんでしょうね…。もう思い出せません。

ちなみに、私は上記のチェック表11個当てはまっていました。殆ど全部です…。

 

 

 

2.産後うつの原因

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どうして産後うつになってしまうのでしょう?よく言われているのが、ホルモンバランスの変化と心理的変化、環境の変化です。ひとつずつ見ていきましょう。

 

1.ホルモンバランスの変化

女性の身体は妊娠後、妊娠の維持と出産準備のためにエストロゲンとプロゲステロンを大量に分泌するようになります。

いわゆる女性ホルモンですね。

 

これが、産後一気に低下します。

エストロゲンの減少によって、脳はセロトニン神経の働きが悪くなり、うつの症状が起きやすくなると言われています。

セロトニンはテレビの健康番組などで「幸福ホルモン」として紹介され、気分の安定に関与する物質です。

 

 

2.心理的変化

出産後の女性は母親という新しい役割に責任を感じる一方で、困惑したり重圧に思うことがあります。

 

出産前は大体自分のことは自分でコントロール出来ていたし決定権もあったのに、急にそれが出来なくなるからです。

やりたいことが色々あるのに、全然うまくできない…

達成感のない日々が、徐々に気力が削がれていきます。

 

また、赤ちゃんを大事に思うあまり、色んなことが気になり出し、それが自分の行動を制限することにつながったり、家事の手間を増やすこともあります。

 

例えば、赤ちゃんの洗濯物は大人と分けなければいけないとか。母乳のために玄米食にこだわるとか。掃除機は毎日かけるとか…。

そういうことないですか?

 

私はありました…。急にきれい好きになりました。掃除が出来ないとイライラしてました。そして、掃除を手伝ってくれないと夫に八つ当たりしてました…(汗)。

 

思い当たることがあったら、一度こだわりを手放してみてください。手放して家事に楽をし、気持ちにゆとりを持たせることです(育児にとは申しません)

最近はCMで赤ちゃんに優しい洗剤だの、育児本で母乳にいい食事だの、色んな情報が溢れています。赤ちゃんのために頑張りたいと言う気持ちがあるとついつい試してみたくなるのですが、そういうことは本当は不慣れな育児に最初から導入するべきじゃないのだと思います、大変になるから。

 

余裕があったらすればいいことなんです。

 

赤ちゃんのお世話が必要最低限でも出来れば、それだけで素晴らしいのです。

 

必要最低限のお世話とは何か?と思った方はこちらをお読みくださいね→産後うつで無気力、家事ができない…乗り切る方法について

 

 

3.生活リズムの変化

赤ちゃんが生まれるとしばらくは夜泣きや授乳などで、母親は睡眠不足になります。睡眠不足は体力や 集中力や記憶力の 低下を招くだけでなく、脳がセロトニン不足に陥って気力が湧かなかったり、前向きな考え方が出来なくなったりして精神面にも影響して来ます。

 

4.社会的要因

人間関係や経済的要因を指します。

具体的には育児のサポートが得られない、悩みを相談できる友人がいない、経済的な問題から将来への不安が強いなどのことです。

また、それらによって起こる育児の辛さに対し周囲が理解を示さない、関心を示さないことが、更なる孤独や不安を生むことに…。

 

「育児なんて、みんな辛いもんだよ」と言われても、当事者は納得できないし、気持ちも楽にならないのですが、そんな風に言われて済まされることも多いです(特に年上の女性から)。

助けて欲しい気持ちや誰かに気づいて貰いたい気持ちがあっても、母親としての自覚や自尊心が邪魔して、なかなか助けを求められません。

 

なんだか、書いているうちに色々思い出して来て、悲しくなって来ました…。

 

 

3.産後うつは早めに治療しよう!

 

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ここからは産後うつを克服するにあたって大切なことがいくつかあるので、ご紹介したいと思います。

 

一つ目は、早めに対処することです。

産後うつかなと思ったら、症状が重くなる前に対処した方がいいです。これから対処法をいくつか紹介しますが、対処が遅れると病気の特性上、病院に行こうとか、誰かに相談しようとかいうような発想が難しくなります。

 

二つ目は、家族の理解です。

これは絶対必要です。産後うつに悩んでいる母親に対して育児を怠けている、努力不足であると言ったような見方は、本人を追いつめ、症状を悪化させてしまうからです。

 

現代の産後うつの実態はまだ世の中に浸透していないこともあり、当事者も周囲も気づきにくく、誰が最初に治療へ向かわせるのかは非常に難しい問題だと思います。

 

もし、この記事を読んでいるあなたが悩んでいる当事者なら、家族(特に夫)へ自分が育児に悩んでいることを相談し、産後うつという病気があることを理解してもらいましょう。

家族の理解と協力は治療に必要不可欠ですし、本来育児も家事も一人で抱え込んで悩むべきではありません。

もし、あなたが産後うつに悩んでいる母親の家族なら、「辛いのはあなたのせいじゃないいよ」と言ってあげて、彼女が乗り越えられるようにサポートしてあげることです。

 

三つ目は、休むことです。

先ほど「こだわりを捨てて、家事を楽にしてください」と書きましたが、大してこだわっているつもりがない場合でも、家事が楽になるように工夫してください。

休養は産後うつの治療の基本です。育児中は心身ともにリラックスすることがなかなか難しいのですが、できるだけノルマを取り除いて楽をしましょう。

 

家族の理解と協力がとても重要になってきます。掃除や洗濯の頻度を減らす、分担を見直すなど、買い物をお願いするなどの必要が出てくるからです。

夫は仕事の都合などで協力が難しくても、最初から「それは無理だ」とは言ってしまうのは、母親の孤独感や絶望感を深めることになりかねないので良くないです。出来る限りのことはするという姿勢を見せてあげてください。

他にも買い物に宅配を利用する、市町村の育児サポート事業を利用するなど、家事•育児の負担を減らす方法はいろいろ。経済的に余裕があるなら、民間企業の家事代行サービスという手もあります。

 

四つ目は、心と状況の整理です。

何をストレスに感じているのか、どうして辛いのか、どのようにすれば楽になると思うのかが、当事者には分かっていない場合も多いです。

努力すればいずれ良くなるとか、耐えていればいずれ良くなると思っていたり、あるいはただ混乱し困っているかもしれません。

周囲の人は母親が困っている状況や辛い感情に共感しながら、話を聞いてあげてください。ストレスが和らぐだけでなく、自然と心の中が整理されていきます。

また、夫に対するきつい態度も和らぎます。

 

心が整理できると、状況が整理できるようになります。

状況の整理とは、産後うつの原因となっているストレスを取り除くことです。

 

ストレスの原因や程度は人によって違うので、何がどうという説明は難しいのですが、私の場合は朝ご飯の準備と晩ご飯の後の食器洗いを夫に頼み、買い物はしばらく生協の宅配に頼りました。仕事は正社員からパートに切り替え、平日に休日を1日増やすと同時に勤務時間を減らしました。これでかなり改善しました。

子供の顔を毎朝ふけるようになったし、保育園に持って行くコップやスプーンを清潔にすることができるようになったし、忘れ物も減りました。

病院に行かなかったので、心と状況の整理に至るまでに半年かかりました。

 

五つ目は、病院に行くことです。

私の場合、夫に一人暮らしの経験があって家事が出来たことと、分担の見直しを受け入れてくれたことが幸いして、最終的に時間が解決した格好になりましたが、人によってはもっと大変な思いをしていたり、解決の糸口が見つけられない場合もあると思います。

産後うつかなと思ったら、出産した病院の医師や看護師、市町村の保健センター、メンタルクリニックの医師に悩みを話してみてください。

 

病院に行く場合、家族や友人と一緒に精神科(心療内科、メンタルクリニック)行くのが望ましいです。

精神科に行くことに抵抗があったり、一人では心細いこともあります。

また、周りの人が産後うつについて理解したり、協力したりする上でも専門家の意見を聞くことは大切です。当事者はきっと上手く説明できないので。

 

病院はカウンセリングに力を入れているところが良いです。大切なのは心と状況の整理、それによって悩んでいる本人が休もう、治そうと思えるようになることです。

カウンセリングを実施しているかどうかはホームページに記載されていることが多いので、病院選びの参考にしてくださいね。

薬を使うこともあるかもしれませんが、授乳しながら使用できるものもありますし、医師の処方通りに服用すれば依存などの心配もありません。

 

 

 

4.まとめ

今回は産後うつについてのお話でした。

力が入って長くなってしまいましたが、産後うつの辛さは永遠に続くものではありません。治療を受ければ治ります。

一人で悩まず、ご自分の健康と赤ちゃんの健やかな成長のために、治療を受けてみてくださいね。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

他にも出産と育児に関する問題を考えてみました↓

産後夫に愛情を感じなくなる女性が多いのはなぜか?→産後の妻を凶暴化するホルモン見つかる。愛を修復する方法

出産の経済的負担の軽減制度は不公平です→出産は貧乏の始まり!パートは出産手当なし?2人目が産みづらい社会

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