実は具に意味があった!ユニークで美味しいご当地お雑煮まとめ。

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こんにちは。ホシ姐です。
2015年も残すところあと1日ですね。
いつもこの時期は年末特番を見ながらゆく年くる年のことを思い感慨にふけるのですが、今年は赤ちゃんがいるので全然テレビ観てないです…。
どうしても見たい番組はブルーレイレコーダーで録画!時間があるときにゆっくり見ます。子供がいるお母さんには結構レコーダーはオススメです。私は料理番組ばっかり見てますよ(笑)。

さて、お正月の食べ物の代表格と言えばおせち料理お雑煮ですが、お雑煮にはその土地によって具やお出汁、餅の形などに特色があるのをご存知ですか?
地元を離れて暮らすようになっても、お正月に食べるのは故郷ならではのお雑煮、という方も多いと思います。

 

 

そこで、今回は全国津々浦々の、ユニーク雑煮について紹介したいと思います!

 

まずはこちらをご覧ください!

全国お雑煮マップ

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引用元:農林水産省/特集2 食材まるかじり お雑煮

 

上記は農林水産省のHPにて掲載されているお雑煮マップです。

これを見ると、餅には「角餅文化圏」と「丸餅文化圏」、「焼く文化圏」と「煮る文化圏」があることが分かります。

また、お雑煮のつゆの味にも地域ごとに特色があり、「すまし汁文化圏」、「白みそ文化圏」、「赤みそ文化圏」、「小豆汁文化圏」があることが分かります!

面白いですね〜!!

 

それでは、私が調査の上に調査を重ね(笑)、厳選したお雑煮たちを順々に紹介したいと思います!

 

まずは北から!北海道~!
・北海道雑煮…昆布出汁を味噌で味付けしたつゆに、大根や人参、ネギ、角餅などを入れ、最後にイクラを飾る。

 

お雑煮マップには「北海道には伝統的なお雑煮文化がないので掲載していない。」とありますね。

確かに、私は10年ほど北海道に住んでいましたが、見たことも聞いたことも無いですう…。生粋の道産子である夫も知らないそうです。北海道は移民の開拓により形成された所なので、色んな土地のお雑煮がごちゃ混ぜになって食べられているのだと思われます。これは一体どの辺の人が食べているお雑煮なのか!?ご存知の方、情報をお待ちしています。

 

 

次はは岩手です~!
・くるみ雑煮…昆布だし醤油ベースのつゆに焼いた角餅、大根、ニンジン、ごぼう、せり、かまぼこ、はらこ、貝などを入れる。餅は砂糖醤油に擦ったくるみを入れて作ったタレに餅をつけて食べる。

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引用元:農林水産省/特集2 食材まるかじり お雑煮

これはちょっと他の県にはないですね!出汁に醤油味がついているのに、さらに餅をくるみダレにつけてたべるんだそうな!

わざわざ…な感じもするけど、美味しそう。でも、カロリーも高そう(笑)。
岩手の人はくるみが好きらしく、美味しい味を「くるみ味」と言ったりするらしいです。私は東北出身ですが、初めて聞きました…。

3番手は新潟です~!
・親子雑煮…鮭とイクラの入った豪華なお雑煮。出汁はシンプルに塩鮭からでた旨味のあるつゆ。具は大根や人参、里芋、ほうれん草、長ネギ、こんにゃく、焼き豆腐などを入れる。具沢山のお雑煮をお椀に盛り付けた後、最後にいくらを載せて出来上がり。

 

新潟はお米や鮭の産地で、元々お正月のために餅や塩鮭を作って準備する風習があるので、それを利用してお雑煮を作るのだそうです。イクラを飾るところは北海道のお雑煮と一緒ですね~。イクラに火が通ったら美味しくないのでは…と思うのは私だけかな?

 

 

次は関東圏、埼玉です~!
・芋雑煮…醤油ベースのつゆに里芋、大根、人参、ごぼうなどを入れて煮込み、焼き餅を入れる。

 

 

里芋ってとこが良いですねえ~。個人的にはこのお雑煮、鶏ガラ出汁で食べたいです!山形の芋煮に餅入れたような感じを想像しました。
ここは焼いた餅を後乗せ文化圏ですね。私は個人的には「焼いた餅をちょっと煮たい派」です。焼き餅の香ばしさと、煮た餅の伸びをいいとこ取りしたいです~。

 

 

お次は大都会、東京です!
・鶏雑煮…鰹節や昆布で出汁をとった醤油ベースのつゆに、鶏肉、にんじん、かまぼこ、ノリ、小松菜、しいたけ、焼いた角餅を入れる。

 

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引用元:農林水産省/特集2 食材まるかじり お雑煮

これがいわゆるお雑煮のスタンダードなのかしら?具といい、つゆといい、「しっぽくうどん」のうどんの代わりに餅を入れたような感じですね。かまぼこを入れるところに都会を感じるわ。その昔、東日本は武家支配だったので、「敵をのす」のゲン担ぎとして、餅はのしもちを切った角餅が多いのだそうです。

 

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福井県~!
・かぶら雑煮…昆布だしを白味噌か赤味噌で味付けしたつゆに、丸餅と茎付きのカブが入れる。家庭によってはカブの他に人参や鶏肉を入れたりするところもある。

この他、福井県の若狭地方では、昆布と鰹の合わせだしを味噌で味付けしたつゆに丸餅を入れ、黒砂糖を添えて食べる風習がある。

 

カブを入れるのは、「株を上げるのゲン担ぎ」らしいです。この言い回し、一体いつからあるんでしょうね?案外最近なんじゃないかという気がしますが、違うのかな?
いずれにしても、ゲン担ぎの内容が商人っぽいなと思いました。福井は商いをしている人が多かった(多い)のかな~?
今年一年儲かりますように…!

 

 

次は愛知です~!
・名古屋雑煮…鰹だしに醤油ベースのつゆに、餅と餅菜(小松菜の仲間)を入れるだけのシンプルな雑煮。

 

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引用元:農林水産省/特集2 食材まるかじり お雑煮

 

意外!名古屋は味噌味だと勝手に思っていました…。餅菜をいれるのは「名を上げる」のゲン担ぎだそうです。
最近は餅菜が手に入り辛いのだそうで、名古屋近隣ではお正月シーズンに限り、小松菜が餅菜に名前を変えて、店頭に並ぶのだとか。
なんか、福井のお雑煮も名古屋のお雑煮も、ゲンの担ぎ方に人の欲を感じます…。福井は商売人っぽかったけど、名古屋は武士っぽいですね。
功名心のある武士が多かったんでしょうか?
うおー!出世したいぞー!

 

 

次は料理といえばの京都です!
・京雑煮…昆布のだし汁を西京味噌で仕立て、大根やかしら芋、里芋、丸餅を入れる。

 

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出典元:農林水産省/特集2 食材まるかじり お雑煮

丸餅を載せるのは争い事がなく物事が丸くおさまるようにとの願いを込めて…だそう。
素敵!欲がない(笑)!平和が一番ですよね。年の始めに食べるものだからこそ、願いを込める意味も増す感じがいたします。

 

島根のお雑煮は全国的にも珍しい、小豆汁です!
・出雲の小豆雑煮…昆布だしに塩か醤油で味付けをしたつゆに、煮た小豆と丸餅を入れる。本来の小豆雑煮は甘くないが、最近は甘めの味付けの多い。

 

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出典元:農林水産省/特集2 食材まるかじり お雑煮

 

甘くない小豆っていうのがそもそも私には想像が付かない!昔は砂糖が高級だったので、小豆を炊くときにも入れてなかったとか?その名残りなんでしょうか…。

この出雲雑煮はお汁粉の原型なんだろうか~?その辺を調べてみるのも面白そうです!

 

 

次は岡山のお隣、広島県!
・カキ雑煮…カキから取れただしを醤油で味付けしたつゆに、水菜や人参、煮た丸餅などをいれる。

 

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出典元:農林水産省/特集2 食材まるかじり お雑煮

 

カキを入れるのは、「福をかき寄せる」のゲン担ぎだそうです!これもゲン担ぎとしては比較的欲がない感じがします。
それにしても、 贅沢なお雑煮です…。カキは冬が旬だし、いいおダシが出て美味しいだろうなあ~。

 

 

次はうどん県、香川です!
・あん餅雑煮…煮干しのだし汁を白味噌で味付けし、その中にあんこ入りの丸餅を入れる。具は大根、人参、里芋、豆腐など家によって様々。最後に青海苔を振りかけて食べる。

 

何か日本のお雑煮の中で、香川のお雑煮が一番美味しいっていう話を聞いたことがあるんですけど、あん餅に味噌汁ってちょっと邪道な感じも致します。美味しいのかなー?隣の県だから、食べに行ってみようかな!?
白味噌っていうのも西日本の食文化ですよね!東北や北海道は赤味噌文化圏なので、私は白味噌を使った料理をあまり知らないです。酢味噌和えを作るときに使う位なので、一度買ったらしばらく買わない。お雑煮に使って消費してみようか?

 

 

最後は美味いものパラダイス、福岡です!
・博多雑煮…アゴ(飛魚)、干し椎茸、昆布の合わせだしに醤油ベースのつゆ。具は塩ブリ、干し椎茸、里芋、カツオ菜、煮た丸餅など。

 

 

博多はダシに気合いが入っとる!3つも使ってますよ、さすが美味いものパラダイス(笑)。
このアゴだしっていうのがね、東北・北海道には馴染みのないお出汁なんですよね~。私も岡山に引っ越してきて初めて知りました。飛魚って食べられるんだ!?みたいな。そういうレベルで珍しかった。

 

 

さてさて、ここまで色々なご当地お雑煮をお送りしましたが、気になるものや貴方の出身県のお雑煮はありましたでしょうか?
私は岩手のくるみ雑煮と、香川のあん餅雑煮を食べてみたいなと思いました。変わったお雑煮だなと思ったので(笑)。

一言にお雑煮と言っても、出汁や味付けの仕方、餅の形、具の違いなどによって地域ごとに違いがあり、特徴的なものも沢山あって面白かったですね。
食材に違いはあれど、旬の野菜やその土地の特産物を生かして作るという点ではどこのお雑煮も共通していたと思います。
また、名を上げる、株を上げる、福をかき寄せるなど、食材に意味を持たせてゲン担ぎをする点に、日本人らしさや奥深さを感じました。
貴方が食べ慣れた、いつものお雑煮にはどんな物が入っていますか?
今年のお正月は、お雑煮に入っている具材に特別な意味が込められているものは無いか、考えながら食べてみたり、ご当地お雑煮を作って食べてみるのも面白いかもしれませんよ!

 

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