東北人にお馴染みの筋子でご飯を食べよう!イクラとの違いは?

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こんにちは。実家に帰省中のホシ姐です。
いやー、実家は楽です!ご飯も作らなくて良いし、洗濯も掃除もしておりません(笑)。全部母と妹まかせです、ハアア、極楽だあーー。
さて、昨日実家で筋子をご飯にのっけて食べてて、ふと思いました。

西日本ではあまり筋子を食べない…?

西日本で筋子と言えば、秋にちょっと生筋子がスーパーに出回るくらいで、あとはもうイクラばっかりですね。東北人の大好きな、赤くてしょっぱい筋子は見かけないです。
実家に住んでたときはよく筋子を食べていました。ごはんのおともに良いんですよ~。しょっぱいので、一口大の筋子があれば、ご飯を1~2杯食べられます(笑)。
筋子とイクラは見た目に粒の大きさが大分違うので、私は大人になるまで両者が完全に別物だと思ってましたが、実は両方ともサケの卵なんですよね~。
一体何が違うんでしょうねー?
今日はそんな雑学的なことを絡めつつ、「筋子」を食べてみますよ(笑)。

 秋田のごはんの「おとも」といえば、納豆!こんな記事もありますよ→納豆好きにはたまらない!食べるとトロトロしてくるふりかけ

1.イクラと筋子の違いとは

 

1.外側の膜があるか無いか

イクラと筋子の違いについて、最初から分かっていることが1つあります。

それは、「卵がバラバラになっているかどうか」です!

イクラの作り方は時々テレビで放送されることもあり、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません…。くっついている卵同士を人力でほぐしてバラバラにしているんですよね!
この過程で生筋子のスジや外膜が取れ、見た目にもお馴染みのイクラになります。この後軽くイクラを洗って、ダシ醤油で漬け込むんです。
何を隠そう、ホシ姐は昨年秋に、生筋子を取り寄せて自家製イクラを作りました!
ほぐすのが結構大変でしたねえ~。北海道のお義母さんに聞いたら、「洗濯カゴの目がほぐすのに丁度いい」って仰ってましたね(笑)。来年からはそうしてみようかな。
 北海道ではホームセンターに普通にこんなものが売っています。

「いくらアミ」。

いくらあみ
引用元:北海道Likers
いくら専用です。うっふっふ。
網目の大きさがいくらに丁度いいんでしょうね!
北海道では自家製いくらを作るのが一般的であることが伺える、まさに珠玉の一品であります。
話がそれましたが、先述のことから言えるのは、
イクラは筋や外側の薄膜が取り去られた状態で、
筋子は筋や卵膜がついたまま漬けられており、卵同士がくっついた状態で食べるものであるということです。
しかし、調べてみると他にも違いがありました!

2.卵の成熟度や味付けの違い

・イクラは成熟し、卵膜がしっかりとした卵を使用する。
イクラの粒が大きいのは、成熟した卵を使用しているかららしいです。成熟した卵は卵膜に弾力性が十分あるので、ポロポロ網でほぐすことができるのだそう。
・いくらの味付けは主に醤油漬である。
塩水で漬けるところもあるみたいですけど、主流は醤油やみりん、酒などを使った調味液での味付けです。一晩漬けたら漬けたら食べられます。
醤油に漬けると、イクラは赤黒くなります。スーパーのイクラは鮮やかな明るい赤なので、醤油ではなく塩なのかも?と思います。
・筋子は未成熟の卵を使用して作られる。
一方で、筋子は未成熟の卵を使うから粒が小さいのだそうです。未成熟卵は膜が柔らかいので、バラさなくても食べやすい、むしろバラバラにほぐそうとすると、卵の上にツブツブが壊れて
しまうという特徴があるのだそう。
・筋子の味付けの主流は塩漬けである。
塩漬けで10日ほど熟成させ、旨味を引き出しています。
塩漬けだったのか!!言われてみれば醤油の味はしないかも…。…って今更感(笑)。

たくさんごはんがおいしく食べられる「おとも」といえば?とろろ汁の記事もありますよ→ とろろ汁の始まりはいつから?伝統的な味付けは醤油じゃない!

2.筋子派vsイクラ派

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2010年にマルハニチロホールディングスが「鮭に関する意識調査」というのを実施しています。その中に筋子とイクラに関する調査が含まれていたので、引用させていただきます。

「いくら・すじこ」を食べると回答した 336 名に、「いくら」と「すじこ」ではどちらを多く 食べているか聞きました。

「いくらの方が多い」69.9%

「どちらも同じくらい」 9.8%

「すじこの方が多い」18.2%

「わからない」2.1%  と、「いくら」の方が多く食べられて いることが分かりました。

しかし、エリア別に見ると、北海道・東北エリアでは、

「いくらの方 が多い」41.8%

「すじこの方が多い」38.8%  と差は 3.0 ポイントであり、

「どちらも同じくらい」 16.3%  となっており、他のエリアよりも「いくら」と「すじこ」の食べる頻度に差が少ないことが分かりました。

 出典:マルハニチロホールディングス ニュースレター.pdf
やはり!東日本では筋子が西日本より浸透しているのですよ~!良かった、私の実家だけじゃなかったです(笑)。
東北の人は特にしょっぱいのを好むので、筋子派が多いのかもしれませんね。

3.なぜ西日本では筋子を見かけないのか?

地元秋田では、コンビニにも筋子おにぎりが普通においてありますが、どうして西日本では見かけないんでしょう?
これには色々考えられます。
•産地の問題。
平成15年の鮭の漁獲量を都道府県別に見ると、全国265千トンのうち83%が北海道、11%が岩手、3%が宮城、2%が青森、その他が1%となっています。
つまり、鮭の産地は東日本のそれも東北以北に集中しているんですね。
•未成熟な卵巣は希少である。
これはホシ姐の予想ですが、筋子の材料である未成熟な卵巣をゲットするのが、成熟した卵巣をゲットするよりも難しいのではないでしょうか?
つまり、元々イクラよりも筋子の加工量はとても少ないので、サケの産地近郊にしか出回らないのではないかと思います。
実際に地方の水産試験場のHPなどを見てみると、「筋子は9月に獲れた秋鮭の卵巣が適している、イクラは10月中旬以降に獲れた秋サケの卵巣を用いる」との記載があり、筋子原料としての
卵巣の漁獲時期がイクラより限定的であるように思いました。予想、ですけどね。
•輸送の問題
これも予想ですが、筋子は大量に運ぶのが難しいのでは?と思います。卵の膜が弱いので、大量に運ぶと潰れちゃうんですよ。じゃあ冷凍すれば良いじゃないって話になりますが、冷凍する
と味が落ちやすいのでは…と思います。
•食文化の違い
文化人類学では、「東日本の鮭、西日本の鮎が古くからの食文化での特徴」とう説があります。確かに、西日本の人は鮎が好きだね~、時期になると鮎がたくさんスーパーに並んでます。
西日本の人たちはサケのしょっぱいのがダメなのかなと思ったら案外そうでもなく、鮎の塩焼きなぞは、東北出身の私が驚くくらいしょっぱいです。でも私からすれば、鮎はあまり食べると
ころがなくて、ちょっと生臭いような感じもし、どこがいいのかちょっと分かりません(ゴメンナサイ)。渓谷観光に行ったときのテンションなら食べたいかもしれません。
とにかくこればかりは、やっぱり住むところが変わっても私はサケ派(笑)。今のところ、西日本の人が鮎を好むのは、地理的な問題なのかなと思っている私です…。
美味しい鮎を食べたことが無いだけなのかもしれませんが、熱烈な鮎信者の方がいらっしゃいましたらコメントお待ちしてます!

4.実食

いやいや、えらい前置きが長くなってしまいました。良い加減、筋子をおともに白ご飯を食べましょう。
今日の筋子は、母が市場で買ってきた筋子です。
ご飯にのせてみます。
はい。
IMG_4778
いやいや、この赤と白のコントラストが何とも美しい!めでたい感じであります。
ホシ姐は筋子を箸でつまみ、ポンポンと、軽くご飯にスタンプを押すような要領で、少しずつ粒をつけながら食べるのが好きなのです。
 IMG_4779
こんな感じでね!

いただきまーす(※)。

パクリ。

美味しーーい!

イクラのようなプチプチ感はあまりありませんが、旨味がギュっと詰まった味!これが筋子の醍醐味です~。
しょっぱいからご飯がどんどん進みます!
これは、東北人のごはんのおともランキングがあったら絶対上位に入ってくるだろうなあと思います!
もし東北に遊びに来る機会があったら、白ご飯好きの人は絶対食べたほうが良いですよ~、オススメです。
あー、美味しかった。

お代わり~!(※印に戻る)

 

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