妊娠中や子供に使えるインフルの薬は?漢方薬や新薬、広がる治療の選択肢。

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こんにちは。健康的で明るい家庭を応援しているホシ姐です。

今日は少しまじめに、インフルエンザの薬について書いてみました。

妊娠中や子供に使える薬について、またあまり知られていない新薬、そして未来の薬についても書いています!

もし近い将来、今日の最後に出てくる未来の薬をお見かけするようなことがございましたら、「ホシ姐の言っていたことは本当だった!」と驚いてください(笑)。

※読まれる前に〜本ページは信頼のおける資料に基づき十分な注意を払って記載していますが、実際にインフルエンザ薬を処方されたときは、必ず医師や薬剤師の指示に従って使用してください。自己判断で使用しないようにお願いします。

 

 

それでははりきっていきましょう!

•シンメトレル(成分名;アマンダジン)

シンメトレルは古くからある薬で、A型インフルエンザにのみ有効です。現在は耐性ウィルスの出現やノイラミニダーゼ阻害薬(後述)の登場を背景に、インフルエンザに対して使用されることは殆どなく、もっぱらパーキンソン病の治療に用いられています。

次は現在のインフルエンザ薬の主流であるノイラミニダーゼ阻害薬です。

 

•タミフル(成分名;オセルタミビル)

タミフルは内服薬で、大人にも子供にも使用出来ます。治療の場合は5日間、予防の場合は7〜10間内服します(小児は10日間)。妊婦さんに使われますが、安全性を確認するだけの十分なデータは無いようです。1歳未満の赤ちゃんに対しても同様です。また、母乳に移行するので、服用中は授乳を避けてください。一時期タミフルは内服後に異常行動(転落事故)が報告され問題になりました。最近の見解では、タミフルの内服と異常行動の因果関係は不明とされています。しかしながら、万が一のことを考え、10歳以上の未成年の患者においては、「合併症、既往歴等からハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則として本剤の使用を差し控えること」となっています。また、小児・未成年者については、予防的な対応として、「タミフルによる治療が開始された後は、異常行動の発現の恐れがあることを念頭にいれ、少なくとも2日間は保護者等が患者が自宅で一人にならないよう配慮すること」となっていますので、処方された場合には注意しましょう。

今年のインフルエンザの流行に関しては、こんな記事もあります。〜2015年インフルエンザ大予測!爆発的流行で薬不足の可能性も。

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同じノイラミニダーゼ阻害薬で、吸入薬もあります↓

•リレンザ(成分名;ザナミビル)

リレンザは吸入薬で、大人にも子供にも使用出来ます。大人も子供も治療の場合は5日間、予防の場合は10日間吸入します。妊婦さんに使われますが、安全性を確認するだけの十分なデータは無いようです。1歳未満の赤ちゃんや4歳以下の幼児に対しても同様です。また、母乳に移行するので、服用中は授乳を避けてください。

•イナビル(成分名;ラニナミビル)

イナビルは吸入薬で、大人にも子供にも使用出来ます。治療の場合、大人と10歳以上の小児は40mgを1回、10歳未満の小児は20mgを1回吸入します。予防の場合、成人及び10歳以上の小児は1回20mgを1 日1 回、2 日間吸入します。妊婦さんに使われますが、安全性を確認するだけの十分なデータは無いようです。1歳未満の赤ちゃんに対しては使用経験がありません。また、母乳に移行するので、服用中は授乳を避けてください。

 

リレンザは5日間投与、イナビルは1回投与というところが大きな違いです。ただ、吸う力の弱いお年寄りや小さい子供には、正しく吸えそうかどうか考えた上で使用するのがよさそうですね。

 

ノイラミニダーゼ阻害薬には、注射もありますよ↓

•ラピアクタ(成分名;ペラミビル)

ラピアクタは点滴用の注射薬で、大人にも子供にも使用出来ます。通常は1回点滴静注しますが、症状によっては複数回使用することもあります。予防には使用しません。妊婦さんに使われますが、安全性を確認するだけの十分なデータは無いようです。新生児に対しては使用経験がありません。また、母乳に移行するので、使用中は授乳を避けてください。

 

ラピアクタは内服や吸入が難しい重症例に良さそうですね。

以上がノイラミニダーゼ阻害薬でした。いずれも発症から48時間以内に使用しないと効果が出にくいようですので、インフルエンザかなと思ったら早めに受診しましょう。

もちろん、インフルエンザは予防が第一!かからないに越したことはありません。家族の健康を守るためにも、日頃からインフルエンザの予防策をしっかりしておきましょう。

   インフルエンザの予防策については、こんな記事もあります。〜インフル対策まとめ。家族が感染者と接触したら、予防薬はいつ飲む?

 

次は漢方薬です↓

 

•麻黄湯

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麻黄湯はインフルエンザに効果がある漢方薬で、大人も子供も使用出来ます。妊婦さんや赤ちゃんにも使用できます。

麻黄湯はインフルエンザに単独で使用することもありますが、ノイラミニダーゼ阻害薬と併用することが多く、併用によって解熱が早くなるというデータも報告されています。味が苦いので、赤ちゃんはあまり飲みたがらないかもしれません。服薬ゼリーなどで工夫するのがよいかもしれませんよ。

 

 

次はに新薬についてです。先述のノイラミニダーゼ阻害薬は、ウィルスの感染拡大を防ぐ薬でしたが、次に紹介するアビガンは少し効き方が異なり、ウィルスの増殖を防ぐ薬になります。

•アビガン(成分名;ファビピラビル)

アビガンは内服薬で、ウイルスの細胞内での遺伝子複製を阻害することで増殖を防ぐRNAポリメラーゼ阻害剤に分類されます。 基本的に国家備蓄用で、新型インフルエンザが大流行し深刻な状態となり、国が使用すると判断した場合に限って患者への投与が検討されます。ですので、普段は病院や薬局には置いていない薬になります。

 

アビガンはエボラ出血熱の治療にも使われたそうですよ。

 

最後は未来の薬についてです。

 

•S-033188(成分名;不明)

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塩野義製薬が開発中のS−033188は1回の使用でインフルエンザの治療効果が期待出来る新薬になります。アビガン同様ウィルスの増殖を抑える薬ですが、ウィルスに対する作用の仕方は少し異なり、Capエンドヌクレアーゼ阻害剤に分類されます。このお薬は2018年の実用化を目指しているそうです。

10年ちょっと前はインフルエンザ薬と言えばシンメトレルとタミフルしかありませんでした。少しの間にものすごい進歩を遂げたことがよく分かりますね。妊婦さんやお子さんのいるご家庭で、この記事を読まれた方はいかがでしたか?もっとこんな情報ものせて欲しいというご意見等ありましたら、コメントをお待ちしております。

 

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