赤ちゃん中耳炎の予防法。喫煙は添い乳は危険!ワクチンもあるよ。

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こんにちは。ホシ姐です。

うちの次女(3ヶ月)、この間右耳から耳だれが出ていました。

「もしかして、中耳炎!?」と一瞬思ったのですが、よく見たら耳介の一部が赤く腫れていて、そこから浸出液が出ていました。ヒヤリとしましたよ…こんなに小さいのに中耳炎で耳鼻科に行くなんて、想像つかなかったので。

でも、赤ちゃんも中耳炎になりやすいらしいので、注意しないといけません!

さて、今回は「赤ちゃん中耳炎の原因や予防法」についてお話ししたいと思います。

 

 

1.子供は中耳炎になりやすい!

中耳炎は、中耳に細菌が感染して起きる炎症のことです。

では、中耳とは何でしょうか?

中耳とは、鼓膜と鼓室を合わせた部分のことです。

そして、鼓室は図のように耳管を通して鼻と喉につながっています。

 

ヒトの耳の構造

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画像引用元:アステラス製薬

 

耳管には鼓室の中の気圧と外気圧を均等にする働きや、鼓室内にたまった水分・老廃物を外に出す働きがあるのですが、

子供が中耳炎を起こしやすいのはこの耳管の構造がキーポイントです。

中耳炎のほとんどは、鼻や喉から入り込んだ細菌がこの耳管を通って、中耳に感染・炎症を起こすことによります。

子供の耳管は大人に比べて短く、水平です。鼻腔と中耳の高低差が小さいと、低い所にある粘液が増えれば逆流しやすくなります。そして、耳管が短いので、粘液はすぐに中耳に到達してしまいます。子供が中耳炎を起こしやすいのは、こういった耳管の構造的特徴によるものです。

 

2.赤ちゃん特有の中耳炎、ミルク中耳炎とは?

 

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ミルク中耳炎って聞いたことありますか?

 

私も今日初めて知りましたけど…(笑)。

赤ちゃん特有の中耳炎らしいです。

 

特有と言っても、病態に何か特別なことがある訳ではありません。赤ちゃんが飲んだミルクが細菌と一緒に逆流して引き起こされる急性中耳炎のことを、通称ミルク中耳炎と呼ぶのです。

赤ちゃんはよく飲んだミルクを戻しますからね…、うちの次女もよくベローって口から出してます(そして、なぜか同時にニヤーっとする)。

先述のように赤ちゃんは耳管が水平で短いので中耳で細菌感染が起こりやすいです。加えて免疫力も弱いので、ちょっと細菌が入り込むだけでもすぐに中耳炎を起こします。治ったと思ったらぶり返すとか、治りが遅くて治療が長引くなんてことも多いです。

特に生後6 カ月から18 か月赤ちゃんはママののお腹の中で貰った免疫(胎盤免疫)の減少と離乳の開始に伴う母乳免疫の減少が相まって、中耳炎を発症する確率が高いそうです。そのため免疫機能が発達してくる2歳くらいまでは中耳炎を繰り返し起こすのだそうな。

赤ちゃんも大変だけど、ママも大変…ですよね。

 

3.赤ちゃん中耳炎の予防法。

ここからは具体的に、パパやママが赤ちゃんの中耳炎予防のために出来ることとは何なのかを見ていきたいと思います。

1.禁煙する

タバコ煙にはわかっているだけでも4000種類の化学物質が含まれ、うち200種類は有害物質です。しかも、主流煙より副流煙の方が刺激性が強く、身体に悪いことが分かっています。

パパやママが喫煙者で日常的に受動喫煙をしている子供は中耳炎の発症率が高いです。有害なタバコの煙によって、空気の通り道である喉や鼻、耳の抵抗力が弱っているからです。

受動喫煙は中耳炎だけでなく、身体の発達や言葉の発達、注意力、将来的な健康にも深く関わってくるので、有害性を知らないが為に赤ちゃんに受動喫煙させてしまっていた…ということならこれを機会に禁煙しましょう!

 

禁煙に関する記事は沢山あります(笑)→タバコで母乳がニコチンに汚染される!赤ちゃんへ及ぼす影響とは

 

2.ワクチンを接種する

中耳炎の原因となる細菌は主に肺炎球菌とインフルエンザ菌(冬に流行るインフルエンザのウイルスではありません)です。これらの菌に対するワクチンを接種すれば、赤ちゃんに免疫がつくので中耳炎の発症をある程度抑えることができます。日本の小児肺炎球菌ワクチンは、髄膜炎、菌血症、肺炎などが主な予防対象であり、中耳炎は含まれていないのですが、予防効果が認められている欧米では、接種後中耳炎にかかる子供が6~7%減少したとの報告があります。

ワクチンは生後3ヶ月から接種可能で、医療費の助成が受けられるようになっているので無料です。赤ちゃんの1ヶ月健診の時に医療スタッフから案内されることが多いので、殆どの子はそれで接種するかと思いますが…。ウチの子はまだしていない!というママは予防接種手帳に無料券が入っているので、一度確認してみてくださいね。

 

3.母乳育児を続ける

母乳の中には免疫グロブリンという物質や細菌をやっつける白血球が含まれています。また赤ちゃんが風邪をひくと、母乳の中に風邪ウイルスに対する抗体が出てくるという報告もあります。赤ちゃんは母乳を飲むことで、細菌やウイルスに対する抵抗力をつけるのです。

 

「でも、母乳に含まれる免疫はだんだん減ってくるんでしょ?母乳育児を続けることが本当に中耳炎の予防になるわけ?」

と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かに母乳に含まれる免疫グロブリンの濃度は産後数日がピーク。それ以降は徐々に減少してきます。しかし、月齢が進むと赤ちゃんが飲む母乳量が増えるので、摂取する免疫物質のトータル量は変わらないという話があるんですよ。

 

ちなみに私、長女を出産して1年ばかし経った頃、子宮癌検診のついでに「生理が再開するのはいつでしょうか?」と医師に聞いたら「産後1年したら母乳に栄養なんか無い、ただの汁です。生理を再開したければ母乳をやめなさい。もうあげる意味なんて無いんだから。」と言われました。

 

今思うと、ありえない…。

 

このブログを読んだママは、可能な限り母乳育児を続けてあげてください。私も次女はそういう育児方針にするつもりです。

 

4.授乳の体勢を工夫する

ミルク中耳炎の予防対策です。授乳する時は、少し頭の位置を高くします。こうすることで、耳管に高低差ができ、ミルクの逆流を防ぐことができます。

なお、添い乳は良くないそうです。

私はいつも寝かしつけを添い乳に頼っていたので、ちょっとショック…。

 

 

5.おしゃぶりはやめる

最近はおしゃぶりをしている子、殆どいませんね。産科小児科で顎の発達や歯並びに悪影響なのでやめましょうという指導があるからかな…?

おしゃぶりが中耳炎に良く無いのは2つの理由からです。

1つ目は衛生的に良くない。一度外したおしゃぶりをまたくわえる、という行為に感染リスクがあるのだそう。

2つ目。赤ちゃんが風邪やアレルギーなどで鼻づまりを起こした時、おしゃぶりをくわえていると、鼻も口もほぼ閉じられた状態で唾を飲みこまなければなりません。唾を飲む時は空気も少し飲み込むので、唾の嚥下を繰り返すことで鼻とのど、耳管をつなぐ空間が陰圧になります。その結果、鼻から耳へ細菌が流れ込みやすくなり、中耳炎を引き起こすと考えられています。

 

6.鼻をこまめに吸ってあげる

赤ちゃんは横になっていることが多いので、鼻水が耳に流れていきやすいです。自分から鼻をかみたいと訴えてくることはありませんので、鼻汁が出ていたり鼻をフガフガ言わせていたら、鼻を吸ってあげてください。薬局に赤ちゃん用の鼻吸い取り器が売っています。

 

 

4.まとめ

今回は「赤ちゃん中耳炎の原因や予防法」についてお話ししました。

いやはや、添い乳がよくないって本当にショックです。引きずってますよ…。だって便利なんだもの(冬場なんて寒いから特に…)。

 

皆さんは今回の記事をご覧になられて、何か新しい発見がありましたか?

良いこと聞いた!と思って頂けたらとても嬉しいです。お読み頂き、ありがとうございました!

赤ちゃんの中耳炎に気付いてあげるポイントについてはこちら→子供中耳炎の症状と治し方。保育園やプール、お風呂はいつからOK?

 

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