タバコの煙はPM2.5と同じ!妊婦さんが行ってはいけない場所とは?

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こんにちは。ホシ姐です。

突然ですが、皆さんはPM2.5をご存知ですか?

PM2.5は隣国中国の大気汚染の原因で、海を渡って日本の大気にも流れ込んでくるので、大気中の濃度が高くなるとテレビや新聞でも取り上げられます。健康を害する物質なので、日本人のPM2.5に対する関心は高いです。

中国の主要都市における大気汚染が視界が悪くなるほど深刻だとか、子供は外出が出来ないとかいう報道を目にすると、大概の人が「酷いな、大変だな。」と思います。

しかし、あなたのもっと身近にPM2.5の発生源があります!

今回は「もっと身近なPM2.5の話と、それを防ぐ方法」についてお話しします。

 

 

1.PM2.5とは?

PM2.5とは、大気中に浮遊する粒の大きさが2.5µm以下の微小粒子状物質のことで、草や木、化学燃料などの燃焼によって発生します。

PM2.5は非常に小さな粒子であるため肺の奥深くまで入り込みやすく、肺だけでなく肺胞から身体に取り込まれることにより全身の炎症を引き起こし、呼吸器・循環器疾患の罹患率や死亡率を上昇させます。

経済成長の著しい国では、工業の発展に環境整備が追いつかず、しばしばPM2.5による大気汚染が問題となります。日本でも、高度経済成長期には四日市ぜんそくに代表される大気汚染が社会問題化しました。PM2.5といえば中国の大気汚染を連想しますが、日本にも今の中国のような時代があったのです。現在の日本は環境に関する法整備や技術開発、技術導入が進み、大気汚染の問題は収束していますが、屋内のたばこ煙による汚染問題はまだまだ道半ばといったところです。

 

たばこの煙とPM2.5…大気汚染のイメージが定着している皆さんはピンと来ないかもしれませんが、粒子の大きさから考えると、たばこ煙も立派なPM2.5なんですよ。

そう、あなたの身近にあるPM2.5の発生源とはタバコ煙のことです。

 

 

2.シーン別に見る、タバコ煙によるPM2.5汚染レベル

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厚生労働省提供の健康情報サイト「e-ヘルスネット」にはこんな記述があります。

 

大気中のPM2.5の濃度については、住民の健康を保護するために、環境省が「1年間の平均値が15µg/m3以下、かつ1日の平均値が35µg/m3以下」という基準を定めています。また2013年2月に環境省が設置した専門家会合では、都道府県などが外出を自粛するなどの注意喚起を行う目安を「1日平均値が環境基準の2倍である70µg/m3」と設定しました。

大気中のPM2.5値が10µg/m3増えると、心臓や肺の病気の死亡率が9%、肺がん死亡率が14%、全死亡率が6%増えます。大気汚染はすべての住民に影響しますから、PM2.5がわずか10µg/m3増えるだけで、その地域の住民の死亡率が6%増えるという深刻な事態となります。

中略

日本禁煙学会がとりまとめたファクトシートによると、自由に喫煙可能な店でのPM2.5の値は約600µg/㎥と、北京でも汚染の程度が高い日と同様のレベルです。また不完全な分煙店では、禁煙席であっても汚染が環境基準を大きく上回る汚染があることがわかります。

imagepng

日本禁煙学会 受動喫煙ファクトシート2 2010

引用元:e-ヘルスネット「PM2.5と受動喫煙」

 

ファクトシートを見ると、喫煙家庭のPM2.5の値がお腹の中の赤ちゃんや身体の弱い乳幼児にとっては既に危険レベルであることが分かります。

また、完全分煙はファストフード店の喫煙席の項より下は全て緊急事態レベルです。車内のような狭い空間に喫煙者がいる状況に至っては値が振り切れています(汗)。

お店によっては時間帯によって全面禁煙を実施しているところもありますが、そもそもそういうお店は排気や間仕切りなどの環境設備が整っていないので、禁煙の時間帯に来店したとしても残留するPM2.5の暴露は避けられません。

妊婦さんや子供は居酒屋や分煙環境の不完全な喫茶店には行かないほうが良いということが言えそうです。

 

一般的に非喫煙者が普段外出先で気にする分煙の程度は、

・飲食店で喫煙席と非喫煙席が分かれているか?

・新幹線の車両が分かれているか?

・宿泊する部屋が区別されているか?

大体こんなものだと思うのですが、このデータを見る限り、もっと踏み込んで「完全分煙なのかどうか」についても意識する必要がありそうですね。

 

 

3.タバコ煙のPM2.5を防ぐには?

次なる関心は、タバコ煙を防ぐツールについてだと思います。

皆さんが真っ先に思い浮かべるのはマスクと空気清浄機ではないでしょうか?

これらは果たしてタバコの煙を防ぐことができるのか、調べてみました!

 

1.マスク

一言にマスクと言っても、簡易なものから高度な防じん機能を持つものまで様々です。

タバコ煙は粒径1 μm 以下のガス状物質と粒子物質からなりますから、マスクをするなら粒子の捕集効率が高いのものを選んでください。

捕集効率とはなんぞや?という話ですが、厚生労働省では防じんマスクの規格を定めており、補修効率が高いほど防じん効果も高いです。3Mのホームページによれば、PM2.5に対し高い防じん効果を示すのはDS2とDS3の規格に該当するもの。またアメリカの規格になりますが、N95に該当するマスクもPM2.5の防じん効果があります。

市販のマスクにはPM2.5と記載しておきながらマスクの規格があっていないものもあるので、商品名を見て買うのではなく、パッケージのどこかに記載されているマスクの規格表示を確認してから購入してください。

これらのマスクはかなり効果なので、外出先に応じて使い分けるといいですよ。

 

2.空気清浄機

タバコの粒子はとても小さいので空気清浄機では除去できないと書いてあるサイトがありますが、違います。

日本電機工業会はPM2.5が社会問題化したのをきっかけに、空気清浄機の機能基準を評価するためのPM2.5除去自主基準(HD-128)を策定しました。この除去機能の効果を判定にはタバコ粒子を試験粒子として使っています。

換気などにより新たな粒子の侵入がない状況下で、8畳の空間にあるPM2.5を90分以内に99%除去できることが判定基準です。

つまり、PM2.5除去機能ありと表示されている空気清浄機にはタバコの粒子を除去する機能があります。

どうしても家族の誰かに禁煙が難しいとい人がいるのなら、屋外と屋内で分煙することを徹底した上で、空気清浄機を使うのも1つの手段です。

 

4.まとめ

今回は私たちに身近なPM2.5はタバコ煙であるという話と、それを防ぐ方法についてのお話でした。

私は今回、分煙にも度合いがあり、本当に受動喫煙の害を避けるのであれば外出先の分煙体制、禁煙体制にももっと意識を向けなければいけないなと、認識を新たにしました。

人によっては空気清浄機だのマスクだのにこだわるのは過剰反応に映るかもしれませんが、職場環境や家庭環境によっては受動喫煙を最小限にするためにそのようなツールが必要となる場合もあります。

日本ではまだまだ屋内の空気汚染に関する整備が進んでいません。受動喫煙の害から自身や子供たちを守るのは大人の責任。家族みんなの健康を守るために頑張りましょう!

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