岡山のパワースポット神社で黒田官兵衛ゆかりの鳴釜神事を体験できる

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今日は私のイチオシ神社の一つであり、岡山でもトップクラスのパワースポットでもある吉備津神社で受けられる占いの話黒田勘兵衛の話をしようと思います。

 

イチオシ神社…自分で書いておいて妙です(笑)。

 

よく地元や大学時代の友人に「岡山って何があるの?」って聞かれるんですけれど、「寺社仏閣と水島コンビナート。」とは言いにくいので、無難に「後楽園とブドウと桃。あと倉敷美観地区。」って答えています。

 

自分の趣味を堂々と公言していいものか未だにわかりません…、いいのかな?(価値観の押し付けにならないか?)

 

さて、タイトルにも書きました「黒田勘兵衛」と「吉備津彦神社の占い」がどうつながっていくのか、どうぞお楽しみに。

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1.黒田官兵衛ゆかりの神社、吉備津神社とは?

 

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(思わず舌を噛みそうな建築様式)

(引用元:Wkipedia

 

吉備津神社は備中の一宮神社で、古くから御神山として崇められてきた「吉備の中山」の北西麓にある大社です。

本殿と拝殿は国宝です。本殿は京都の八坂神社に次ぐ大きさで、あの出雲大社の二倍以上!本当にでかいです。

過去に2回火事にあっていますが、室町時代の将軍、足利義満によって25年の歳月をかけ再建されています。

比翼入母屋造という様式で、これは全国でもこの神社だけ!大変珍しいです。

また、後述する御釜殿や南・北随門なども重要文化財に指定されている貴重なものです。

 

私は個人的には樹齢600年の大銀杏や、山麓の山肌を一部覆い尽くすように咲く紫陽花、シャビーな雰囲気の長い回廊(総長400メートル!)なんかも好きですね。

どの季節に行っても美しい景色が見られるので、自信を持ってオススメします。

 

とにかく全国でも屈指の立派な神社なんです!

吉備津神社の御祭神は、吉備津彦御命(きびつひこのみこと)という神様になります。吉備津彦御命は第7代天皇孝霊天皇の王子で、日本書紀や古事記に登場する人物であり、281歳まで生きたとされています。

吉備津彦御命は孝霊天皇の勅命により、当時この周辺を荒し回っていた鬼、温羅(うら)を制圧するために派遣され、犬飼健(いぬかいたける)・楽々森彦(ささもりひこ)・留玉臣(とめたまおみ)という3人の家来とともに中山に陣を構えて温羅と戦いました。激しい戦いの末、ついに吉備津彦御命は温羅に勝利します。

 

これが今に伝わる「桃太郎伝説」のルーツです。

 

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(ヤッホー!ではない。)

 

吉備津彦御命その後この地に身を落ち着かせ、仁政によって統治しました。

彼のお墓は中山に大吉備津彦命墓として残っています。ええ、前方後円墳です(笑)。

 

ちなみに我が家のチビすけ1号はここで七五三をしました。

桃太郎伝説の神社ということもあり、子供の健やかな成長にご利益があります。

 

 

2.官兵衛が受けた占いとは?

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さて、いよいよ今回の本題です。この吉備津神社と黒田官兵衛のつながりについてお話しましょう。

まず、吉備津神社には鳴釜神事と呼ばれる古くから伝わる占いがあります。

 

吉備津彦命は温羅を倒した後、その首を吉備津神社の御釜殿にある釜の下に埋めたのですが、13年間温羅の首は唸り声を上げ続け、吉備津彦命はほとほと困ってしまいました。御羅はついには吉備津彦命の夢の中に現れて「我が妻、阿曽女にこの釜の火を焚かせ、吉凶を占おう。もし世の中に事あれば釜の前に参りたまえ。幸有れば裕に鳴り、わざわい有れば荒らかに 鳴る。ミコト(吉備津彦命)は世を捨てて後は霊神と現れたまえ。われは一の使者となって四民に賞罰を加えん」と言いました。

 

吉備津彦命が言う通りにすると、温羅の唸り声は止んだそうです。

 

これが鳴釜神事の由来です。

 

つまり、この神事は祈願したことが叶うか叶わないかを占うものです。釜の音が心地よく響けば吉、不快に響けば凶であることを示唆します。

 

軍師官兵衛は、備中高松城水攻めの際、この鳴釜神事による占いを受け、釜が動じたことで勝利を確信したと言われています。そして、占いが吉と出たことについて、彼の書いた感謝の手紙も残っているのだそうですよ。

 

秀吉の天下統一に大きく貢献した天才軍師官兵衛ですが、自分の策が上手くいくかどうかは、やっぱりちょっと心配だったようですね(笑)。

 

 

3.一般の人も占ってもらえる!

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(どんな音がするのでしょうね…?)

(引用元:吉備津神社

 

さて、この鳴釜神事ですが、なんと現在も受けることが出来ます!

 

しかも、吉備津彦命の夢で温羅が告げたことを固く守り、今も岡山県総社市の鬼ノ城のふもとにある阿曽の郷出身の方を鳴釜神事に仕える巫女さんとしているそうです。

 

実際の神事では、御釜殿にて阿曽女が釜に湯を沸かして祝詞を述べるのを聞いた後、釜の上に乗せたセイロの中に玄米を降るので、その音を聞きます。

聞こえた音が吉なのか凶なのかについては阿曽女は言及しないそうです。

自分で心地よく感じたかそうでないかを判断して下さいとのこと。

軍師官兵衛好きの方、歴史が好きな方、これから何か大きな事に挑戦してみようという方、吉備津神社の鳴釜神事を受けてみられてはいかがですか?

 

吉備津彦神社の交通アクセス 〒701-1211 岡山県岡山市北区一宮1043

JR

◆ JR岡山駅からJR吉備線で備前一宮駅下車。一宮駅より約0.3km。徒歩3分。

自動車

◆ 山陽自動車道、吉備SA内・スマートIC(※ETC限定/利用可能時間6:00~22:00)から総社方面へ約3.5km。(61号線~国道180号を右折。吉備津彦神社前交差点を左折。)

◆山陽自動車道、岡山ICから国道53号を岡山市街方面へ約2km津島の交差点を右折、180号を総社方面へ3.5km。

◆岡山自動車道、総社ICから国道180号を岡山市街方面へ約8km。

 

※鳴釜神事毎週金曜はお休みです。受付は14時まで、祈祷料3000円~となっています。お間違えのないように(笑)。

 

しつこいようですが(笑)、吉備津神社は本当によい所です。

寺社仏閣巡りが好きな人は絶対行った方が良いと思います。寺社仏閣に興味が無い人も、吉備津神社をきっかけに好きになる可能性は結構高いと思われます。

 

4.ついでにゆかりの地を観光しよう!

ここからは私が個人的におすすめする、黒田勘兵衛ゆかりの地についてのご紹介です。

 

1.妙興寺と備前福岡

瀬戸内市長船町福岡にある妙興寺には黒田官兵衛の曽祖父、黒田高政氏と父、重隆氏の眠るお墓があります。

妙興寺は、1403年(応永10年)に開かれた歴史あるお寺で、戦国時代には、寺域が2町に及ぶ大寺院でした。

…というのも、ここ備前福岡は吉野川の水運に恵まれた土地であり、中世鎌倉時代から近世まで山陽道の宿場町、市場として栄えた町だったからです。

 

今も備前福岡は古い町並みが残っていて、ぶらり散歩をすると歴史トリップ気分を楽しめます。タモリさんも喜びそうな所ですよ。

 

また、官兵衛の子長政が、慶長5年に筑前に封ぜられ、博多の西に居城を築いたとき、備前福岡を偲んで城の名を福岡城、城下町を「福岡」としました。

これが現在の福岡県及び福岡市の名称の由来となっています。

 

妙興寺  岡山県瀬戸内市長船町福岡684

JR

JR赤穂線長船駅より徒歩15分

自動車

岡山ブルーライン邑久ICより15分

2.備前刀剣博物館

長船町は刀剣の里としても有名で、備前刀剣博物館という資料館があります。妙興寺に行くのなら、ついでにここも寄った方がいいと思います!

 

黒田官兵衛に一体何の関係が…?と思われるかもしれませんが、大いに関係があるんです。

 

鎌倉時代に活躍した備前の刀工集団は「福岡一文字派」と呼ばれていましたが、黒田官兵衛が小田原攻めの際、北条早雲から贈られた太刀「日光一文字」(国宝)も福岡一文字派の作品です。また、黒田官兵衛が由良城攻略の時、城主安宅貴康を討った刀は備前長船祐定作のものだと言われています。

 

備前刀は名だたる武将たちに愛されて名刀ばかり!

国宝に指定されている刀剣類111口のうちの55口は備前刀です。

 

備前刀剣博物館では、備前刀の実物や資料を見たり、刀工による公開鍛錬を見たり、日本刀のお手入れのワークショップ、小刀作りのワークショップを体験したりする事が出来ます。

(※ワークショップには事前予約が必要です。また公開鍛錬は日程が決まっているので確認してから行ってくださいね。)

博物館で資料を見ながら、官兵衛が備前刀を振るっている勇姿に思いを馳せるのもいいかもしれません。

 

備前刀剣博物館への交通アクセス 〒701-4271 瀬戸内市長船町長船966番地

電車

岡山駅からJR赤穂線に乗り換え、長船駅にて下車。タクシーで7分

自動車

岡山ブルーライン瀬戸内ICから15分

※休館日は不定休。詳細はHPをご確認ください。

 

5.まとめ

…ということで、今回は鳴釜神事と黒田勘兵衛ゆかりの地についてお送りしました。

吉備津神社は行った方がいいと思いますよ(またそれですか)。

神社の回し者と思われるかもしれませんが、違います。なんだろう、非日常感というか、神聖な空気感が好きなんですね。あと、建築とか、苔とか石とか樹木とか(笑)。

寺社仏閣についてはまだまだ語れていない部分も多いので、別記事でご紹介したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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