
出産してから毎日育児に一生懸命。赤ちゃんのお世話に少し慣れてきたところで、たまには気分転換したいなあ~!と思いませんか?
気分転換方法には色々ありますが、赤ちゃん連れとなると長時間の移動や人混みは避けたいもの。
そこで今回は私のおすすめ、赤ちゃん連れのリフレッシュ法「温泉」についてお話ししたいと思います!
1.温泉デビューはいつから?
我が家では、長女の時には深く考えもせず生後半年過ぎから温泉に行っていました。
でも次女が生まれて4ヶ月経った今頃になり「そういえば赤ちゃんて、いつから温泉にいっていいんだっけ?」と気になりだしまして…
調べてみました!
すると意外なことに、特に決まっていないようなんです。
ただ、現実的なことを考えると、大体何ヶ月からというのは見えてくると思います。
まずは身体を洗うとき。
ママは赤ちゃんの身体を片手で支えて、もう片方の手で自分や赤ちゃんの身体を洗うことになります。
ということは、少なくとも赤ちゃんの首がすわるまでは、温泉は難しいです。
ただでさえ石鹸で身体がツルツル滑るので、赤ちゃんの身体つきがしっかりしてこないと不安この上ない…。リフレッシュの為に温泉に来たつもりが、大変すぎて逆にストレスに…なんてことは避けたいです。
…ということは、生後3~4ヶ月すれば温泉に入れるの!?
入れないことは無いと思います。
でもリフレッシュする為に温泉に行く、ということを考えると、ちょっと待ってください。
赤ちゃんは身体が小さく、すぐにのぼせてしまうので、月齢が進まないうちの入浴時間はせいぜい2~3分。ぬるめのお湯でも5分というところでしょう。
ママがゆっくりお風呂に浸かりたくても、赤ちゃんはすぐに真っ赤になって泣きそうになっちゃいます。
お家のお風呂もそうじゃないですか?
自分の家なら、翌日のドアを開けてパパに赤ちゃんをバトンタッチすれば長めに入ることも出来ますが、温泉では不可能です(笑)。
なので、お家のお風呂でも赤ちゃんが5分くらい入っていられるまでは、温泉は待った方が良いんじゃないかな…個人的にはそう思います。
ママが楽しめなければ、行く意味が半減しちゃうと思うので。
私のおすすめは腰のすわった生後7、8ヶ月経ってからです。
おしっこやウンチの間隔もあいてくるので、タイミングを計るという意味でも一緒に入りやすくなると思いますよ!
2.赤ちゃんに適した温泉の選び方
1.その温泉大丈夫?
ここからは赤ちゃんと近々温泉に行けそうかなと思った貴女にお送りします。
まず温泉に行く時は、その施設で赤ちゃんが入浴して良いかどうか、必ず確認してくださいませ。
たまに、「オムツのはずれていない乳幼児の入浴はお断りします」と書いてある施設があります。
私は某空港併設の温泉にそう書いてあるのを見たことがあるかな。
子供って温泉に浸かっているうちに、ウンチしたくなるんですよ。熱くて全身に力が入るからかな?
あと、水風呂に入りたがって、結果何度もおしっこがしたくなるんです(笑)。
子供はそんな風に身体が出来ているので、女風呂にもたまに子供のウンチが落ちていることがあります。あれ、親が気づいて、責任を持って処理しなきゃダメですよね~。
ちなみにうちの長女はオムツが外れた後に、髪を洗っている私の後ろで立派なのをしてくれたことがあります。
「ねえねえ、ママ。ウンチしたよ」…って。
するなーー!
慌ててすくって脱衣所のトイレに捨てました。患部を念入りに流しました…。
ああ、驚いた。
まあ、そういうことが往々にしてあるので、施設の方でオムツの外れていない乳幼児をお断りする場合があるってことをどうぞ心に留めておいて下さいませ。
みんなの温泉なので、みんなが気持ち良く使えるように、皆さん気をつけましょうね。
2.泉質のこと
温泉好きな方は、「こんなお湯が好き」、「ここの温泉が好き」っていう好みがあるかもしれませんが、赤ちゃん連れの場合は自分の好みよりも赤ちゃんに合った泉質のものを選んであげてください。
泉質には色々ありますが、皮膚が薄くてデリケートな赤ちゃんには、刺激や匂い、温泉成分の含有量が少ない「単純温泉」がおすすめです。
単純温泉は、温泉水1kg中の鉱物などの温泉成分が1000mgに満たない温泉の呼び名です。
泉質はホームページを見たり、電話で直接問い合わせれば分かるので、お出かけする前に一手間、赤ちゃんの為にチェックしてあげましょう。
臭いのある硫黄泉や刺激の強い酸性泉、微量の放射線を含むラジウム泉などは避けた方が良いと思います。
3.施設設備のこと
赤ちゃんと一緒に温泉に入る時、施設にこれだけは欲しい!という設備があります。
それは、休憩室と脱衣所のベビーベッドです。
休憩室は、日帰り入浴の時には絶対欲しいです。
赤ちゃんと一緒に入った人の方(多くはママでしょう)が先にお風呂から上がることが多いので、待ち合わせ時間を潰すのに必要かな…と思います。
柵付きのベビーベッドもあればとても便利!
赤ちゃんをベッドに置いたら、ママは安心です。比較的ゆっくり着替えられます。動き回るようになったら目が離せませんからね~。
出来れば欲しいグッズはバスチェアです。これがあれば、ゆっくり身体を洗う事が出来ます!あればとても有難いです。
4.ウェルカムベビーのお宿
ベビーベッドだの、バスチェアだの、施設設備の詳しい内容は一度行ってみないと分からないんでは…?と思われるかもしれません。
大丈夫です!
最近は「ウェルカムベビーのお宿」という認定制度があり、赤ちゃん連れの家族が過ごしやすいように設備やサービスを整えた認定宿泊施設はネットで探せるようになっています。
浴場の床が滑りにくいよう工夫されている、脱衣所にベビーベッドがある、子供用の石鹸やシャンプーがある、貸切風呂やバスチェア・ベビーバスがあるなど、認定条件はなかなか厳しく、それだけに赤ちゃん連れには嬉しい設備やサービスが整っています。
是非是非チェックしてみてください!→赤ちゃん歓迎のお宿•ホテル
3.入浴方法をチェック!
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赤ちゃんと温泉に入る方法・段取りをチェックしておきましょう。
①まず、授乳を済ませます。入浴はその1時間後くらいにしましょう。すぐに入浴すると具合が悪くなったり、お風呂でウンチしたりする事があります。
②脱衣所では赤ちゃんをベッドに寝かせたら、ママから服を脱ぎます。
入浴後の赤ちゃんの着替えがスムーズになるように、入浴後に着る自分の服の上に、赤ちゃんの着替え、バスタオル2枚の順に置いてください。赤ちゃんの服を脱がせたら、ビニールに入れて寄せておきます。
③入浴はバスチェアが無ければ、赤ちゃんを抱っこしながら片手で身体を洗います。髪は束ねて自宅に帰ってからゆっくり洗う、宿泊の場合は一度赤ちゃんと入浴してから後でもう一度1人で入る時にゆっくり洗う、でいいと思います。
④湯船に浸かる時は、ぬるめの浴槽を選びましょう。赤ちゃんのお風呂の適温は38~40度くらいです。
寝湯や泡風呂はゆっくり浸かれるようにぬるめに設定されているのでおすすめです。ただ、赤ちゃんは泡風呂の泡を怖がるので、ブクブクしていないところで浸かってくださいね。
入浴時間の目安は赤ちゃんの月齢やお湯の温度にもよりますが、5分くらいです。赤ちゃんが泣きそうになったり、真っ赤になる前に切り上げましょう。
⑤お風呂から上がったら、バスタオルを一枚取り、ベビーベッドに敷いてその上に赤ちゃんを寝かせてくるみます。自分の身体にもう一枚のバスタオルをさっと巻いて、赤ちゃんから着替えて下さい。
⑥入浴後は、ママも赤ちゃんも風呂上がりの一杯ということで水分補給&授乳タイムを取ってくださいね。
ウェルカムベビーのお宿でなくても貸し切り風呂があれば、パパと協力してスムーズに温泉を楽しむことができます。
4.マナーと注意点
先ほどもちらりと述べましたが、赤ちゃん&子供連れの温泉はマナーを守ることが大切です。
楽しいはずの温泉が、ちょっと目を離したばかりに知らない人に注意されてしまった、滑って転んで頭を打った…なんてことになったらとても悲しいですね。
なので、以下の点に気をつけましょう。
・乳幼児が1人で動き回らない、走り回らないように注意する。目が離さない。
・赤ちゃんを抱っこして移動する時は足元に注意する。
・赤ちゃんが泣かないように気をくばる。
・赤ちゃんが泣いたらお風呂を切り上げる。
・万が一、粗相をしたら責任を持って処理する。
以上のことを守れば大丈夫です。
…とは言え、最初はドキドキしますよね(笑)。
私も最初はドキドキしました。自宅のお風呂に入るときにシミュレーションしてみるといいと思います。
5.まとめ
今回は赤ちゃん連れの温泉についてのお話でした。
一度トライして難しさを感じても、赤ちゃんは日々成長していますから、「次は楽しく入れるかもしれない」という気持ちを持ちましょう。
何事にもデビューがあり、始めから上手く行くことなんてなかなかないです。
温泉が好きな方は諦めずに、赤ちゃんと一緒に温泉楽しもう!と思って何度でもトライしてみてください。
うちの長女は私の影響を受けて温泉が大好きです。
「ねえ、温泉に行こうよー。旅行に行きたいよー。」と言います。
2人で寝湯に横になって和む様は、我ながら可笑しいです。
次女もそんな風に育ちますように!
彼女の温泉デビューは3ヶ月後くらいかな。楽しみです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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