茅部神社の伝承とお花見情報 蒜山は神様の住むところだった!?

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茅部神社は岡山県真庭市にある古い神社です。

桜の名所として知られているこの神社、どんな伝承があるかご存知ですか?

調べてみたら、びっくり!

真庭にとても興味深い伝説があることを発見したので、今日は桜情報と合わせてご紹介します。

 

 

1.日本神話の伝承

その昔、イザナギイザナミという名の2人の神様がいました。2人は初めて夫婦となり、ツクヨミという神を生みました。スサノオ、アマテラスは父であるイザナギから生まれた神様です。

 

ツクヨミ、スサノオ、アマテラスの3人の中で最も尊いとされたアマテラスは、父イザナギから高天原(たかあまはら)という場所を治めるよう命じられます。

 

この高天原というところは沢山の神々が住む神様の国。いわゆる天上界ですね。

 

アマテラスの命を受けて、彼女の孫であるニニギという神様が高天原から地上に降ります。

この出来事は天孫降臨という名で伝えられていて、降りた場所は九州の高千穂!

 

アマテラスは天下りをする際、ニニギに三種の神器を授けたと言われます。

古事記や日本書紀に伝わる神話です。

 

2.茅部神社のいわれと桜まつり情報

IMG_5637

引用元:真庭観光連盟

さて、ニニギが降臨したのが高千穂となると、人々の気になる話題はアマテラスが治めていた高天原はどこなのか?ってことなんです。

 

どこなんでしょう…?

 

実は、高天原にまつわる伝承は全国各地にあり、そのうちの1つが真庭市の蒜山高原なんだそうです。

 

ご存知でしたか…?

 

蒜山は神聖な場所だったんですよ!?

レンタサイクルで観光できちゃいますけれども(笑)。

 

そしてそして!

高天原だったかもしれない蒜山にあるのが茅部神社です。

 

ご祭神は…天照大神!

 

いやあ、こんな身近なところに天上界があったとは感激でございます。

 

ちなみに、スサノオが高天原で乱暴を働き、アマテラスが怒って岩戸に隠れたという話はあまりにも有名ですが、茅部神社の奥にある岩倉山の中腹には天岩戸があり、隠れたアマテラスを呼び出すのに使った鶏の鳴き声に由来すると思われる「鶏声」という地名や、スサノオが倒したヤマタノオロチに由来すると思われる「大蛇」という地名があるなど、日本神話ゆかりの場所が沢山あるんです!

 

 

茅部神社にお花見に行こうかなと思われる皆さんは、表参道約1キロに渡る桜並木を通る折は是非、この伝説を思い出してみてくださいね(^.^)

 

2016年の茅部神社の桜の見頃は4月中旬の予定です。

4月17日は「ひるぜん天の岩戸さくらまつり」が開催され、特産品の販売やミニコンサートなどがあります。

 

 

茅部神社

住所:真庭市蒜山西茅部1501

アクセス:蒜山ICから車で約5分

 

天の岩戸

茅部神社から遊歩道で約20分のところにあります。

 

3.勝手に全国石鳥居大きさランキング!

IMG_5638

引用元:真庭観光連盟

 

茅部神社には大きな石鳥居がありますが、鳥居ってなんのためにあるかご存知ですか?

 

どこの神社にもあるおなじみのアレです。

 

門のようでもあるが、閉ざされてはいない。しめ縄の飾りがついていることもありますし、よく上に小石がのっかってたりもします(参拝者が投げてのせるのね)。

 

実はあれ、結界なんだそうです。

神の域と人間界(俗界)の境の印。

 

鳥居の向こうは神様の世界で、鳥居はその入り口ですから、必ずくぐって通りましょう。

脇に微妙なスペースがあるとどうしてもそっちをすり抜けてみたくなりますが、そこ通っちゃ駄目です(笑)。

 

さて、茅部神社の大きな石鳥居。

実は日本一です。

失礼ながら、なぜここに日本一が!?と驚いてしまいますが。

 

なんでも当社の氏子さん(東茅部村の石賀理左エ門氏、西茅部村の友金古平氏)が滋賀県の多賀大社を参拝した折、そこの石鳥居が日本一という話を聞いて、「茅部神社にそれを上回る石鳥居を作りたい」と思ったのがきっかけなんだとか。

 

すごい負けず嫌いなお二人(笑)。

でも、色々調べてみると多賀大社に負けない石鳥居を作りたかった理由も何となく分かる。

 

多賀大社に祀られているのは、イザナギとイザナミ。つまりアマテラスの親なのです。

そして、茅部神社は高天原の舞台であるという自負が氏子さんたちにはあるわけですね。

 

なので、それを示したくて、

•アマテラスが隠れた岩戸にちなんで、石から作った鳥居を作った。

•アマテラス伝説の舞台に恥じない大きな鳥居にしたかった。

のだと思います!想像ですけど(^^;)

 

ちなみに、鳥居の石材は盤座である岩倉山より切り出された花崗岩で、1万両ものお金をつぎ込んで作ったものだそう。

これは今のお金にして一体いくらくらいなのか?

とても気になります…。

 

安政の大獄の時の米のお値段が1石(150kg)で約銀120匁、金1両=10万5000円くらいという情報を元にして計算すると、

10億5000万!?

 

本当かな…にわかに信じがたい金額であります。一体どこにそんなお金が…(汗)。

建てられた石鳥居の大きさは高さ13.45m(地上から笠木まで)、幅14.2メートル。安政7年から3年かけて完成しました。

 

その後何度か補修のために下部を埋めたため、現在は10.65メートルになっているそうで、今も日本一なのかどうかが気になるところであります。

 

まあとにかく…

せっかく大金をかけて作ったのにあまり世の中に知られていないなんて、発起人であるお二方も悔しがっているでしょうから、これを機会にネットを通じて全国に広めたい!と思います(笑)。

 

日本一の石鳥居は岡山県真庭市蒜山の茅部神社にありますよ〜〜!

 

 

さて、その後日本一の石鳥居の座をどこかに奪われていないか気になったので調べてみました。

 

名付けて、

勝手に日本全国石鳥居ランキング!!

ネットで調べた限りでありますが、大きいと評判の石鳥居がある神社をご紹介し、ランキング形式でご紹介します。

 

6位 四天王寺(大阪)

高さ8.5メートル

幅 ?

 

こちらの石鳥居は日本三大鳥居の1つ、国の重要文化財に指定されています。

 

6位 鶴岡八幡宮(神奈川)

高さ8.5メートル

幅?

鎌倉幕府を築いた源頼朝ゆかりの神社です。

徳川秀忠の夫人の頼みで家綱が再建したものだそうです。

 

5位 日光東照宮(栃木)

高さ9メートル

幅?

日本三大石鳥居の1つ。

なんと、軍師官兵衛の長男、黒田長政公が水路・陸路・海路の3つを使って福岡から15個の巨石を運び、積み上げたものだそうです。

日光の社寺というブログには「江戸時代に建てられたものでは日本最大の石鳥居です」って書いてあるんですが、茅部神社が勝ってます!

 

4位 八坂神社(京都)

 

高さ9.3メートル

幅?

1662年の大地震で一度倒壊しているそうですが、その後補修・再建されて今に至るそうです。

 

3位 宇都宮二荒山神社(栃木)

高さ9.7メートル

幅13.8メートル

通称は二荒さん。

第10代崇神天皇の第一皇子、豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)を祀っています。

余談ですが、崇神天皇は古代日本の伝説化した天皇の中でも、実在したと考えられている天皇です。日本の初代天皇である神武天皇と同一視されている方でもあります。

 

2位 多賀大社(滋賀)

高さ約11メートル

幅8メートル

高さが「約」って…そこが重要なのに(笑)!

通称お多賀さん。

日本で初めて夫婦となった神でアマテラスの親、イザナギとその妻イザナミが祀られている神社です。この神様は日本国土や百万(やおよろず)の神々の生みの親でもあります。

 

 

1位 茅部神社

高さ約11メートル

幅14.2メートル

 

 

…ということで、高さと幅、いずれをとっても茅部神社の石鳥居は日本一!

高さに関しては補修によって多賀大社に抜かれたかちょっと危うくなっている感じです。

保存の為に仕方の無いことなのかもしれませんが、日本一であり続けるために今後は補修の仕方を工夫する必要がありそうだなと思いました…。

 

今回は真庭に伝わる高天原伝説と茅部神社のいわれ、そして桜の情報をご紹介しました。日本一の石の結界を是非くぐって天上界に行ってみてください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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