皆はだか!西大寺会陽の日程と見どころは?駐車場はあるのか

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こんにちは。伝統文化大好き、ホシ姐です!

 

岡山に引っ越して来てから知ったのですが、日本には三大奇祭というものがあります。

「なまはげ柴灯祭(秋田県)・吉田の火祭り(山梨県)・西大寺会陽の裸祭り(岡山県)」の3つがそれにあたるそうな。

 

今日はその中の一つ、西大寺会陽(さいだいじえよう)の開催が近づいて来たので、そのお話をしたいと思います。

 

 

1.西大寺会陽とはどんなお祭りなのか?

1.西大寺会陽を簡単に教えて!

西大寺会陽は、岡山市東区西大寺にある観音院という真言宗のお寺に伝わる伝統的なお祭りで、御福窓とよばれる所から投げいれられる1本の「宝木(しんぎ)」を、ふんどしをしめた沢山の男たちが奪い合い、ご利益を得ようと競うものです。

 

分かりやすく言うと、西大寺会陽とは、裸で行う福男決定祭りのことです。

 

 

2.西大寺会陽の由来

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(とりゃとりゃあー!戦いの前に水で身体を清めるのだ!)

(引用元:岡山商工会議所HP

会陽の由来ですが、仏教寺院で毎年正月から14日間にわたって行われる修正会(しゅしょうえ)とよばれる大法会と深い関わりがあります。

 

修正会と西大寺会陽の由来

修正会は奈良時代より続く仏院の年頭行事で、昨年の行いを反省し悪い点を正すとともに新年の天下太平と五穀豊穣を祈願するものです。

修正会の最終日(結願日)には法要中に祈祷を受けた「牛玉宝印(ごおうほういん)」という護符が配布されました。

牛王宝印は厄よけのために身につけたり、門口に貼ったり、火難を避けるために竃の上に貼ったりして使用する有り難い護符で、西大寺以外にも全国の大寺で発行されています(中でも熊野牛王符は有名)。

西大寺観音院でいつから修正会が行われていたのかははっきりとしませんが、15世紀の終わり頃には既に仏院の正月行事として一般庶民にも定着していたと考えられます。

 

さて、永正年間(1504年~1521年)の頃のこと、当時すでに地方屈指の大寺だった観音院にて配られるこの護符が「ぼっけぇ(とても)利益があるんじゃそうな」と人々の評判になり、人々が殺到する騒ぎがありました。あまりの熱狂ぶりに圧倒された住職はやむなくこれを投げ与え、人々は護符を奪い合う混乱の中で、身軽になって護符を得ようと着物を脱ぎ裸になりました。

これが西大寺会陽の始まりとされています。

 

激しい奪い合いの中で、有り難い護符がぐちゃぐちゃになって破れる事件が多発したからでしょうか、護符はやがて紙から木になりました。

かつては「真木」と呼ばれ、神の木とされていた頃の音だけが残って、現在は「宝木」と書いています。

 

宝木はこんな感じ。

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(お香で薫きしめられた宝木は白檀のようないい香りがするよ)

(引用元:岡山商工会議所HP

 

福男を決める宝木は2本しかなく、毎年9000人もの裸の男性がそれを奪い合うのですが、一人で勝ち取るのは無理なので、大体みんな グループになって連携プレーを展開します。強豪チームは大体決まっていて、みんな本番に備えて身体を鍛えたり、宝木を持っているメンバーをまたの間にくぐらせて通す特訓などをするようです。

ふんどしの下をくぐる…、すごい光景でしょうね(笑)。

裸の男性たちの熱気と気迫でうだるような本堂での激しい争いをくぐり抜け、宝木を持って仁王門までたどり着いた人が、福男に決定です!

 

 

2.2017年の日程と見どころ

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平成29年2月18日(土)22:00〜 宝木投下

先ほどちらりと述べましたが、西大寺会陽は毎年多くの人たちに見て楽しんでもらえるように、開催日程を毎年2月第3土曜日に固定されています。

宝木投下は22時からなので、それに合わせていけばいいのかというと違います。

というか、19時以降は観音院前の通り(わっしょい通り)が一般客は通行出来なくなりますので早めに行ってください!

 

ホシ姐のオススメは17時くらいからです!是非、そのくらいに行ってください。

 

露店でご飯を食べ(暖かいおでんがありますよ)、それから観音院に向かいましょう!

観音院がどんな様子か見て、必要であればチケットを買ってください(詳しくは後述します)。

17時過ぎから会陽甚句の演舞、19時から花火、その後会陽太鼓の演奏があります。参加しない人もそれを見たり聞いたりすればかなり気分が盛り上がりますよ。

また、観音院前の通りを気迫に満ちた表情でねり歩くふんどし姿の男性たちを見送ったりするのもオススメです。

中年のおじさんも、ふんどし姿なのになぜかかっこ良く見えたりします。

 

 

会陽は夜に開催されるので、結構冷えます。カイロを用意したり、ズボンの下に股引やタイツを履いたりして、しっかり防寒対策しましょう。

 

 

3.交通アクセスについて

さて、西大寺会陽に行ってみたいなと思った方のために交通情報を載せておきます。

•JR

電車で行く場合は、岡山駅から赤穂線という電車に乗り換えます。20分ほどで西大寺駅に到着するので、そこから会場まで歩きます。徒歩15分くらいですね。

街の要所要所に大きな案内板がありますし、人の流れもあるのでそれについて行けばたどり着けると思います。

当日は臨時列車が出るので、時刻表のリンクを付けておきます西大寺会陽JR時刻表(引用元:岡山商工会議所HP)

 

•自家用車

観音院周辺は21日午後3時20分から22日午前0時ごろまで車両の通行が規制されるので、車で行く場合は、近くのスーパーなどの駐車場に停めます。

そんなことしていいの?と思われるかもしれませんが、この日ばかりは会陽のために公認されています。

よろしければ下記の地図をご活用ください。

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(引用元;山陽新聞さんデジ

4.予約席がある!

西大寺会陽には有料の観覧席が用意されています。

下の見取り図を見て想像してほしいのですが、舞台となる本堂周辺の黄色い部分に、

 

午後8時半以降、裸以外立ち入り禁止!

 

と書いてありますね。

 

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(引用元:岡山商工会議所HP

裸以外…、そんな表現がこの世にあるのか(笑)。

なので、席を予約しなければ、本堂から大分離れた黄色い枠の外から、押し合いへし合いして見るしかないんです。

確実に見たければ、席の予約をおすすめします。

ちなみに、気になる席のお値段ですが…

•座席指定席(上記見取り図の紫のところ)5000円。本堂の真っ正面から見ることができます。座ってゆっくりできますね。1月12日現在、予約受付中ですが、早めに買わないと売り切れてしまいます。チケットは西大寺会陽奉賛会事務局(岡山商工会議所西大寺支所内)や電話で予約できますし、インターネットでも予約出来ます。詳細は岡山商工会議所HPをごらんください。

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(5000円の眺め。遠方からわざわざ行くならコレでしょう!)

(引用元:岡山商工会議所HP

 

•東立ち見席(座席指定席の後方)1000円。この席は当日も購入可能です。

•西立ち見席(上記見取り図の黄色い枠の外、西側)500円。この席も当日購入可能です。大分離れているけど、ちゃんと見えるのか?ちょっと疑問な位置。

立見席で観覧する人の半数以上は当日観覧席入口で購入するそうですが、東立ち見席は人気がありそうですね。

 

 

5.まとめ

…ということで、今回は西大寺会陽の由来と日程、交通情報をご案内致しました。

西大寺は観音院も素晴らしいですが、映画「魔女の宅急便」のロケ地である五福通りがあったり、一級河川の吉井川があったりなぞして、なかなか良い所ですよ。

もし会陽に行ってみようかなと思われる方は、ついでに観光してはいかがですか?

 

さて、次回は「西大寺会陽に急に参加したくなった場合の対処法と心得(仮)」をお送りしたいと思います。ふんどしの調達法を伝授します(笑)。どうぞお楽しみに!

 

西大寺会陽の関連記事はコチラです→奇祭西大寺会陽に飛び入り参加する方法。ふんどしをゲットせよ!

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