
こんにちは。ホシ姐です。
前回ログで日本三大奇祭である西大寺会陽のご紹介をしましたが、
実は私、宝木の匂いを嗅いだことがあります!(えっへん)
福男を決める宝木は2本しかないのですが、これ以外に宝木ミニバージョンというものも用意されていて、正確にはそれを触らせていただきました。
宝木ほどじゃないにせよ、これを手に入れた人にも福が舞い降りるのだそうです。
大きさは割る前の割り箸くらいだったと思います。お香のいい匂いがしました!
さて、引き続き西大寺会陽についてお送りしたいと思いますが、今回のお題は「西大寺会陽の飛び入り参加」についてです。
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1.飛び入り参加していいの?
(うおおおー!宝木はどこじゃあー!?)
(引用元:岡山商工会議所)
西大寺会陽では、気迫に満ちた形相の男性たちが、ふんどし姿で街の商店街をねり歩き、観音寺に向かいます。
まさにそれは戦い前の人間の顔!
いつもは奥さんにやられっ放しの近所のおじさんも、この日ばかりは戦う男の顔になります(そんなギャップに奥さんはキュンとするのかもしれません)。
そして、そんな雰囲気に魅せられて、お祭りの見物に来たつもりが身体がうずうず、「僕も参加したーい!!」と思う場合もあるでしょう。
そうなった場合は、是非参加してください!
飛び入り参加OKです!
結構ふんどし姿のYOUもいます(YOUが分からない方ごめんなさい)。
彼らも最初は飛び入り参加です(そして翌年から常連になる)。
祭りの内容上、危険を伴うお祭りなので、今日の記事を読んで(笑)、しっかり予習してからご参加くださいね。
2.ふんどしをゲットせよ!裸祭りの身づくろい?
飛び入り参加したくなった場合、ふんどしと足袋が必要になります。
「参加したいのに用意してないから無理だ、ガーン!来年参加しよう…」
と思われるかもしれませんが、
大丈夫!ふんどしと足袋は現地で調達できます!
それも簡単に(笑)。
こちらの写真をご覧ください。
(装備しなければ意味がないんですよ。ドラクエ3の名言)
(引用元:4travel.jp)
はい、普通に売ってます(笑)。
奇祭たる所以は祭りの内容だけにとどまらないようです(笑)。
着替える場所もあります。飛び入り参加したい場合はそちらで着替えをどうぞ。
ふんどしのつけ方が分からない人は、その辺の地元のおじさんに聞きましょう。多分よくご存知だと思います!
ちなみにうちの主人は会陽を見に行った時、近くのおじさま方に熱心に誘われていましたが、のらりくらりと逃げていました。彼は中身がおぼっちゃまなので、性に合わないようです。
おじさま方にによると、会陽で使ったふんどしを腹帯にすると赤ちゃんにご利益があるとか(笑)。
奥さん、ふんどしはいかが?
それから、大事なことが一つ!
メガネや時計、ピアス、ネックレスなどの貴金属の類は外してください。これは決まりごとです。激しい肉弾戦になるので、外さないとケガをします。
なお、貴重品の一時預かりのサービスはないので、合わせてご注意くださいね。
よし、これで裸祭りに参加するための身づくろい(?)は完了です!
3.参加出来ない人もいる。
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いくら参加したくても、次に該当する方は参加出来ません。
・刺青やタトゥーのある人も参加できません。
・酒気帯びの方は参加出来ません。
・メガネやネックレス・ピアス等貴金属を着用した方は参加できません(先ほども言いましたが、念のため)。
ケガやもめごとの原因になりそうな事はしないで下さいって事ですね!
それから、境内(仁王門)の外での宝木の奪い合いや、ケンカも禁止です。午後9時以降は、境内でのハチマキ、ハッピ、提灯、のぼり等の使用した煽り行為も禁止。
以上を十分ご理解の上、安全で気持ちよく、お祭りを楽しみましょう!
4.飛び入り参加のノウハウ
(うひゃあ、ちびたいよ〜!!)
(引用元:岡山商工会議所)
1.当日の流れ
飛び入り参加でも堂々と振る舞えるように、当日の流れを確認しておきましょう!
参加しようと思ったら…
1.電話する!
参加申込みを奉賛会(電話086-942-0101)にしてください。
2.ご飯を食べて、ふんどしと足袋を買う!
腹が減っては戦が出来ません。でも、食べ過ぎにも注意。腹6〜7分目くらいがいいかな。ついでにお祭りのマストアイテムを買います!ここまでで18時くらいまでには済ませておきたいですね、ふんどしをはめる時間があるので。
3.ふんどし姿に着替える。
着替え場所をよく確認して、帰りに服を着て帰れるようにしておきましょう。ふんどしの締め方は、その辺の地元のおじさんに聞いてください。
この時、いざという時のために、「氏名・住所・緊急連絡先のTEL・着替え場所&TEL・血液型」を記入した名札を各自用意し、まわしの腹部につけておきます。
4観音寺に向かう。
裸についていきましょう。
5.観音寺では、以下のように順を追って進みます。
(引用元:岡山商工会議所)
①仁王門から入る
②石門をくぐる
③垢離取場で身を清める
④本堂大床に上がって祈願する
⑤牛玉所権現に参拝する
⑥四本柱をくぐる
⑦本堂へ戻る
あとは宝木の投下を待ちます。
いやあ、いいですね!私も男性に生まれていたら参加していたかも!?
2.参加にあたっての心得
・参加者には大きな危険が伴います。ケガ、事故等が発生しても奉賛会や観音院は責任を負いません。この事を理解し、自己責任の上で参加してください。
・体調が悪かったり、健康に自信のない人は最初から参加しない方が無難です。
・途中で気分が悪くなったら無理をせず、本堂から出ましょう。宝木投下30分前に一度もみ合いが収まるタイミングがあります。
・救助部隊が突入してくることがあります。その時は快く道を開けましょう。
5.おまけ
1.予習で護身術
ケガをしないためにも、参加の可能性がある人は護身術を身につけた方が良いそうです。
護身術ってなに!?少林寺拳法とか?と思うかもしれませんが、そんな難しいことではありません。
本堂大床上では、
•人の渦の中では両手を上げる
•転倒時は頭の下に両腕を入れる、カカトを立てる姿勢を作る
•転んだら前の人の「まわし」をつかみ、膝を立てて起き上がる。
•起き上がる途中で横や後ろの人にしがみつかない。
•自分で立ち上がる意思を持つ。
これが護身術の基本です。
そして、もし隣の人が転んだら、「まわし」を持って引上げる。
これも大事です。
ケガを防ぐためにも、お留意くださいね。
2.カラオケで歌おう!
なんと、西大寺会陽の応援歌「会陽 男の祭」がCD発売されています(1000円税抜)。カラオケDAMにも入っているそうです!
どんな曲なのか、聞いてみても面白いかもしれませんね。
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