熊本地震は南海トラフに影響しない?次の活断層地震はどこにくる?

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熊本地震…余震が続いています。
震源地付近にお住いの方はとても不安な日々を過ごしていることかと思います。

岡山からも、消防隊の皆さんが被災地ち救援活動に行っているようです。
みんな頑張れー!
私は微力ながら、募金させていただきました。
さて、地震本部で熊本地震に関する分析結果が出てます。

今回はそれを読んで、南海トラフにつながる可能性があるのか?
次の活断層地震につながるとすればどこが危険なのか?

上記2点について考えてみました。

1.熊本地震は南海トラフに影響ある?

熊本地震が大分県にまで範囲が広がっている、過去に例を見ない地震…ということで関東以南の人たちは皆「この地震が南海トラフに影響したらどうしようか…?」と気にしています。
発生直後の専門家の意見も分かれていました。
南海トラフに影響する可能性が否定できないと言う人、可能性はほとんどないと言う人…

早く本当のことを知りたい!大丈夫なら大丈夫と言って欲しい!
それが私たちの本音です。

 

確実なことはもちろん言えないのですけれども、私なりに調べたことを総括して考えると、

多分今回の熊本地震が南海トラフにつながる可能性は低いと思います。

その根拠は

熊本地震は活断層の横ズレだった

からです。
では、活断層地震とは何でしょうか?

活断層とは地面の下にある岩の割れ目のことで、大きな力が外から加わりエネルギーがたまると、ずれて地震の原因になる断層のことです。

日本にはとても沢山の活断層があります。
活断層の特徴は、
・いつも同じ向きにズレる
・活動間隔が極めて長い
・長い活断層ほど地震が大きくなる
・ズレの速さは断層ごとに異なる
ことだそう。
熊本地震の原因となった沼田川断層と日奈久断層の活動は、もっとも新しいものでもそれぞれ約2200年以上前、約1200年以上前とのことなので、本当に極めて稀な地震だったと言えます。観測史上例を見ないとの言われても、仕方がないのかもしれません。
活断層地震は内陸部の比較的の浅いところを震源とするのに対し、南海トラフは深い海洋プレートのぶつかり合いによる歪みを解消しようとする結果起こる地震です。

つまり…?

活断層地震と南海トラフとでは震源の深さが大きく異なります。

活断層地震は震源が浅い。
南海トラフは震源がとても深い。

なので、熊本地震のような活断層地震が南海トラフに影響するとすれば、断層が縦にズレた場合であると考えます。

熊本地震は震源の深さが11キロで、沼田川~日奈久断層を境に北側が東北東へ、南側は西南西に横方向にズレました。
一方で九州付近にある南海トラフはフィリピン海プレートで、地震活動の深さは150キロ。

プレートは南東の方向から九州に向かって年間5~7センチほど近づいているそうです。
なので、今回の熊本地震が縦ズレで断層北側が沈み込み、かつ南東方向に向かってズレていれば南海トラフにはつながる可能性が高かったのかもしれません。
でも、そうではありませんでした。

 

以上のことから、個人的な見解ではありますが、熊本地震は南海トラフには影響しにくいのではないかと思ってます。

その代わり、別の活断層地震に影響する可能性は高いのではないでしょうか?

注意が必要なのは沼田川~日奈久活断層の東北東と西南西です。

現に、熊本地震が波及したと思われる大分県の震源は、熊本地震の震源地の東北東にあります。

 

2.次の地震は来るならどこ?近隣の活断層

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kyushu-higaijishin

引用元:地震調査研究推進本部

 

沼田川~日奈久活断層の東北東と西南西にある活断層のうち、長らく地震が起きていないところが危険です。

既知の断層の中で、以下は危険なのではないかと思います。

1.別府~万年山断層帯(大分県東部の別府湾付近の海底から大分県西部の熊本県境にかけて)

とても沢山の活断層があります。
1970年代に活動したものから、ここ400年ほど活動していないものまであります。長らく活動していないところはエネルギーがたまっています。別府湾、伊予灘で地震が起きたら津波も心配です。
これまでの経験からこの活断層で地震が起きる可能性はほぼ無いか多くても5パーセントと言われてたんですが、沼田川断層~日奈久断層もそれくらい可能性の低い断層でしたので、安心は出来ません…。
余談になりますが、豊後水道、日向灘には海洋型地震が起こる可能性があり、過去に何回もマグニチュード7クラスの大きな地震が起きています。 ここ数百年起きてない地震もあるので要注意。今後30年以内に地震が起こる可能性はかなり高く、80パーセントくらいと言われてます。

 

2.中央構造線断層帯

別府~万年山断層帯と長く繋がり、四国北部を横断し関西まで伸びてます。
長くつながっているということは即ち、起きてしまうととても大きな地震になるってことです。
これまでにマグニチュード7クラスの地震が何度か起きています。

ここに地震が起きると南海トラフに影響してくる可能性があるそうですが、現時点では今後30年間に大地震が起きる確率はこれまた0%に近いと言われてます。
これって裏を返せば今までずっと地震が起きてないので、エネルギーがたまってますってことだと思うんですが…本当に起こらないのか心配ですね。
ちなみに中央構造線断層帯の北側、瀬戸内海を震源とした地震は割とよくあるみたいです。今後30年間に大地震が起きる確率は高く見積もって10パーセントくらい。

 

3.甑(こしき)断層帯

沼田川~日奈久断層帯と同じ方向に、しかも似たような周期で活動しているようです。今回沼田川~日奈久断層が大きく動いたということは、この断層に大きな負荷がかかったのではないかと思われます。
…ということで、今後活断層地震が起こりやすいのは、上記3つが考えられます。
どれもマグニチュード7クラスが起こり得るので、万全の対策をしていきましょう!

 

3.まとめ

今回は熊本地震が南海トラフやその他の活断層地震に与える影響について考察しました。
まとめると、
・南海トラフに与える影響は少ないと思われる。
・周囲の活断層地震を引き起こす可能性があり、中国四国地方、九州地方は引き続き注意
・南海トラフ以外にも日本は大きな地震が起こる国なので、早めに備えるのが吉
となります。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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