恵方巻は下品な遊び?由来の謎とヒットの裏話に迫る!

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こんにちは。ホシ姐です。

明日は小正月!もう日本全国お正月が終わります。

そして、お正月の次にある日本人にお馴染みの行事といえば…?

 

そう!節分です。

 

今回は節分に食べるものの代表格、恵方巻についてお話しします!

 

 

1.恵方巻とは?

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(寿司のお花畑や〜〜!)

恵方巻は節分の日の夜にその年の恵方を向いて無言で食べると、願い事が叶うという縁起の良い太巻き寿司です。

元々は大阪の一部で節分の日に行われてきた文化でしたが、2000年頃から少しずつ普及し始め、現在では節分の日の食べ物の代表格として、豆に並ぶ認知度の高さを誇っています。

節分の日が近くなると、コンビニでは「恵方巻注文受け賜わります」のポスターが貼られますし、当日はスーパーで実に様々な太巻き寿司が並びます。

恵方巻には七福神にちなんで7種類の具材を入れるのが一般的ですが、具体的に何を入れれば恵方巻であるとかいうような決まりはありません。

 

 

2.恵方巻の仕掛け人はこの人!

節分の日に恵方巻を食べることについて、違和感を覚える人も多いのではないでしょうか?

 

実は私もその1人です。

 

年がばれそうですが、私が恵方巻の存在を知ったのは大学生の頃。何となく突如として始まったような印象がありました。

「関西に伝わる縁起のいい食べ物です、これを食べて福を呼びましょう」的な事がポスターに書いてありましたね。

当時の自分が東北出身だから知らなかっただけで、関西ではメジャーな文化なのかなと思いました。

 

でも違いました。

 

恵方巻は何と、或る企業が巧みな商業戦略により、急速に世の中に普及させた食べ物だったのです。

 

 

その企業とは…

 

 

大手コンビニチェーン、セブンイレブンです!

 

 

仕掛け人は、現在執行役員を務めている野田靜眞さん。

野田さんは昔広島エリアを担当していて、その時に知り合った関西出身の加盟店オーナーから恵方巻のことを聞き、「これは売れる!」と思いました。

そこでとりあえず、一部の店舗で売り出してみようということになりました。これが1989年の話です。

お試しで売り出した恵方巻はとても好評で、翌年には関西以西の地域に販売範囲を拡大、98年には全国デビューを果たします。

 

 

やっぱり!

私の記憶は間違ってなかったです!!

 

恵方巻は急に全国展開されたものだったんですね。変だなーと思ったんだ(笑)。

 

なお、恵方巻という名称は全国デビューの時についたもので、大阪で昔から食べられていた巻き寿司は「丸かぶり寿司」「節分の巻きずし」「幸運巻きずし」などと呼ばれていたそうですよ。

 

 

3.丸かぶり寿司文化の由来とは?

 

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さて、ここからは丸かぶり寿司の由来についてお話ししたいと思います。一体どうして大阪には丸かぶり寿司の文化が出来たのでしょうか?

 

恵方巻の起源について調べたところ、何やら諸説あるようです。主なものを以下にご紹介します。

 

・幕末から明治時代初期にかけて大阪・船場の商人が商売繁盛、無病息災、家内安全を願ったのが始まり説

・船場の花街で働く女性が階段の中段に立って、巻き寿司を丸かぶりすると願い事がかなったという故事にちなむ説

・船場の旦那衆が節分の日に行った艶っぽい遊びが発端説

・節分の頃は新しい香の物が漬かる時期で、江戸時代中期、香の物入りの巻き寿司を丸のまま恵方に向かって食べ、縁起を担いだ説

引用元:大阪府鮓商生活衛生同業組合

 

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(これは全く理解不能な外国のsushi)

 

ふーむ、三番目の旦那衆が行った艶っぽい遊びが本当だとしたら、今私たちが節分の日にせっせと買って食べている恵方巻について考え直す必要がありそうです。

「みんな目を覚ませ!何をしているんだ!」と私は言いたい…。これが真実でないことを願うばかりです。

 

それ以外の3つはいずれも丸かぶり寿司が縁起ものであることを前提にしているような書かれ方をしております。

 

どうして丸かぶり寿司は縁起が良いとされるのか、気になりませんか…?

だってそこが一番大事じゃありませんか!

日本人らしいゲン担ぎや発想が詰まっているのかもしれません。

 

調べてみると、よく言われているのが、

 

切られていない一本まんまの寿司→縁を切らない

 

という説と、

 

福を食べて、無病息災を願う

 

という説です。

 

いかにも日本人が考えそう!

 

2つ目の説は節分で鬼を払う効果のある豆を食べると邪気払いできる、という考え方と一緒です。恵方巻に入っているのは7つの具材、七福神にちなんでいましたよね?

 

でも、これだけではホシ姐は納得出来ません。昔からの風習に何かと意味合いやゲン担ぎをかぶせるのが日本人は好きなので、きっとまだなにかあるはずです。

なにより、これだけではどうしてお寿司じゃないといけないのかがまだ分からないし…。

 

そこで、誠に勝手ながら考えてみました。どうぞ聞いてください(笑)。

 

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(これは全く理解不能な外国のsushi、その2)

 

推察その1)丸かぶり寿司は太くて長い→太く長く生きようのゲン担ぎ。

これは年越しそばと一緒です。長いものを食べることで健康長寿のゲン担ぎ!昔の人にとって健康長寿は何よりの願いでした。

 

推察その2)黙って食べる→「口は災いのもと」ということわざにちなんでいる。

食べている途中で喋ると駄目、いうのはここから来ているのではないでしょうか?

 

推察その3)恵方を向く→歳神さまにあやかる。

元々立春は旧暦の元日前後にあたりました。節分の起源ともなった宮中行事、追儺(ついな)も大晦日に行われていましたよね?

お正月といえば、歳神さまをお迎えする時期であります。そして、恵方とは歳神さまのいる方角のこと…

何となくつながりませんか?

多分、昔の人たちは新年が良い年になるよう、お正月の風習の一つとして恵方を向いて太巻き寿司を食べていたのだと思います。

 

推察その4)なぜ巻き寿司なのか?→日持ちする食べ物だったから。

お正月三ヶ日はかまどの神さまに休んで頂く日であります。そのために人々は御節料理を作り、3日間火を使いませんでした。恵方巻も御節料理と同様に日持ちするもの(酢飯や干瓢、漬物、煮た野菜など)ばかりで作ることが出来るものです。なので、大晦日に御節料理や太巻き寿司をまとめて作ってお正月に食べる風習が出来たのではないでしょうか。

 

いかがでしょうか~。

 

自分はこう思います!とかこんな情報あります!とかいう方がいらっしゃいましたら、教えて下さいね。

コメントお待ちしてます!

 

4.鬼が豆ではなく、恵方巻にやっつけられる日

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(巻き寿司は長持ちするので、いざという時のために車に乗せておく)

 

実はその日は近いです。

2015年、アサヒホールディングスは全国の20歳以上の男女761人を対象にこんなアンケートを行いました。すると、次のような結果となりました。

質問「豆まき以外に行う節分の風習はありますか?」

解答

1.歳の数だけ豆を食べる43.6%

2.恵方向いて「太巻き。かぶり」をする36.9%

3 .イワシを食べる15.2%

4.歳の数+1個、豆を食べる10.2%

5.大樹の枝にイワシの頭を指し、魔除けとして玄関に飾る10.0%

引用元:ハピ研 毎週アンケート

 

なんと、全国展開してわずか20年の間に、恵方巻が豆に迫る勢いで勢力を拡大していることがわかりました。

どうやら、節分に豆を撒いたり食べたりしない、豆離れが密かに進行しているようです。

 

豆離れの理由としては、「自分が大人になってからは豆まきをしていない」、「子供が大きくなったので豆まきをしなくなった」、「片付けがめんどくさいので豆まきをやらない」、「集合住宅に住んでいるので豆まきをしない」などがあるようです。

 

まあ、大人になってから1人ないし夫婦2人でやったりするのも…絵的にシュールですよね(笑)。

片づけが面倒臭いのも分かります!節分は保育園や幼稚園でしてくれるし、子供のいるお家はただでさえ散らかってますから、ママさんたちは豆まきを家でしたくないかもしれません。

でも、家族みんなで豆まきをしてお茶を飲みながら豆を食べるのは子供はとっても楽しいんじゃないかと思います。

 

一方で、恵方巻が世の中に受け入れられたのはおそらくこんな理由からでしょう。

・縁起が良いから。

・豆と違って散らからないから。

・スーパーなどで手軽に買うことが出来、その日はご飯に手を抜くことができる

3番目の効果が絶大かと(笑)。

季節もの、縁起物に乗っかってちゃっかり楽をする!これが日本の各家庭にスーっと浸透しました!

 

もしかしたら、10年後は豆を追い抜いているかもしれませんし、100年後の節分は恵方巻を恵方巻を棍棒に見立てて鬼を追いかけ回すことになっているかもしれません。

 

5.まとめ

今回は恵方巻の起源や由来の検証、恵方巻がヒットした経緯などについてお伝えしました。恵方巻が普及したおかげで、落ち込んでいた日本人の寿司消費量がカムバックしたという話もあります。全国のお寿司屋は恵方巻が流行ったことを喜んでいるようです。

とはいえ、平安時代から続いてきた追儺もとい鬼払いの行事が恵方巻に取って代わられるのも、何とも忍びない感じがいたします。

この次は日本の大豆関連団体の皆さんに頑張って頂きたいと思います。

岡山には大きな節分祭りが沢山あるんですよ→2016年岡山の節分のイベント情報と交通アクセスについて。

節分の由来についてはこちらをご覧ください→節分と豆まきの意味と由来とは?地域によって豆が違う!

 

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